岡山天音、NHK連続ドラマ初主演! 真造圭伍の人気漫画『ひらやすみ』を実写化

岡山天音が主演する夜ドラ『ひらやすみ』が、NHK総合にて今秋より毎週月~木曜22時45分に放送されることが決定。岡山がNHKの連続ドラマで主演を務めるのは初。
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原作は、真造圭伍の同名漫画。主人公は生田ヒロト、29歳、フリーター。元俳優で、いまは定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの(?)将来の不安も一切ない、お気楽な自由人だ。そんな彼は、人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、一戸建ての平屋を譲り受けることに。そして、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみと2人暮らしを始める。彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて…。
本ドラマの制作チームが岡山に出演をオファーしたところ、すでに原作の漫画『ひらやすみ』を愛読しており、主人公「ヒロト」役をぜひ演じたいと快諾。実は原作者である真造圭伍が『ひらやすみ』を描き始める前、“元俳優”という経歴をもつ「ヒロト」のキャラクター造形の参考にと取材した俳優が岡山だったというエピソードも。そこにいるだけで、周囲の人をなぜだか和ませてしまうヒロトを、岡山がどのように演じるか、期待が高まる。
チーフ演出は、プレミアムドラマ『団地のふたり』がギャラクシー賞選奨に輝いたほか、手がけた作品で多数の受賞歴を誇る松本佳奈。そして脚本は、登場人物の内面を掘り下げ、心の機微を繊細に表現することに定評のある米内山陽子が担当する。
岡山は「柔らかで素敵なスタッフ・キャストの皆さまのもと、『ひらやすみ』が現実の世界に立ち昇ってゆくことにワクワクさせられている日々です。生田ヒロトとして、その素敵な場所でどう在れるか、模索に邁進しております。『ひらやすみ』を読んでから、自分の人生が以前より、少しだけ良くなったような気がします。僕が原作を読んで得た感慨が、夜ドラ『ひらやすみ』からも、皆さまのもとへと届いてくれたら幸せです」とコメント。
チーフ演出の松本は「真造さんの描く人間味たっぷりのキャラクター達と、光や風を感じる景色。この愛すべき『ひらやすみ』の世界を映像にすることに、ワクワクしつつも、ちょっと緊張していましたが、岡山天音さんはじめ、俳優スタッフ皆と一緒に、小さな平屋でぎゅうぎゅう汗かいて楽しく撮影していたら、何だかとても面白いものが出来ていっているような。。。どうぞ、秋まで楽しみにお待ちください!」と言葉を寄せた。
脚本の米内山は「子どもの頃に思い描いていたような大人にはなれませんでした。だけど人生は続くので、予定からはずれても生きて行くしかありません。出来れば軽やかに鼻歌交じりで人生を歩みたいけれど、そうもいかずに精根尽き果てて膝から崩れ落ちそうになることも多いです。『ひらやすみ』は、そんな時に小さめのペットボトルの水を差しだしてくれるような作品です。250mlの缶ビールでもいい。スナック菓子の5連パックの1個をちぎったのでもいい。そんな押しつけがましくない優しさを皆さんと分けあえますように。ご期待ください」とコメントした。
夜ドラ『ひらやすみ』は、NHK総合にて今秋より毎週月~木曜22時45分放送。