マーゴット・ロビー主演最新作『嵐が丘』2026年公開 特報&ティザービジュアル解禁

関連 :
マーゴット・ロビーが主演・プロデューサーを務めるエメラルド・フェネル監督最新作『嵐が丘』が、2026年に公開されることが決定。特報とティザービジュアルが解禁された。
【動画】マーゴット・ロビー×ジェイコブ・エロルディで映画化『嵐が丘』特報
性別や人種を越えて「You Can Be Anything(あなたは何にだってなれる)」というメッセージで世界中の人々に勇気を与えて続けてきたファッションドール、バービーを映画化し、世界興行収入14億ドルを突破した『バービー』。この2023年最大のヒット作を手掛けたマーゴット・ロビーが、再び主演とプロデューサーを務める、衝撃のノンストップ・ラブミステリー『嵐が丘』(原題:Wuthering Heights)が、2026年に劇場公開される。
原作は、エミリー・ブロンテ生涯唯一の作品となった世界的ベストセラー小説『嵐が丘(Wuthering Heights)』(1847年刊)。今日に至るまで多くの国で翻訳出版され、数多く舞台化。映画作品としては、1939年に公開された監督ウィリアム・ワイラー×主演ローレンス・オリビエ版がアカデミー賞(R)8部門にノミネート、1992年公開の監督ピーター・コズミンスキー×ジュリエット・ビノシュ&レイフ・ファインズ版も知られている。日本では監督・吉田喜重×出演・松田優作版が1988年に公開されるなど、過去に何度も映像化され、世界中の多くのクリエーターへ影響を与え続けている不朽の名作だ。
「君は僕のすべてだ」。物語の舞台はイギリス北部ヨークシャー。荒涼とした嵐が丘にある屋敷アーンショウ家の美しい令嬢キャサリン(マーゴット・ロビー)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ・エロルディ)の身分の違うふたりは、互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、やがてすべてを破壊する狂気の復讐へと変貌をとげ、多くの悲劇を巻き起こすことになっていく…。
特報は、運命の出会いから燃え上がるふたりの愛を、極彩色に彩られた映像美と、世界的ポップアイコン・チャーリーXCXの艶やかな音楽で描き出したもの。息をのむ視線の絡み合いや鼓動の高まり…抑えきれないふたりの情熱が、画面全体を支配する。一方で、ブーケを手にレースを翻(ひるがえ)す花嫁姿のキャサリン、荒れた大地を駆け抜けるヒースクリフ、嵐に揺れる屋敷やふたりを取り巻く人々の不穏なカットが連続し、激情と狂おしい運命の渦が交錯する。愛と破滅が絡み合う中で、果たしてふたりの結末はどこへ向かうのか?
ティザービジュアルには、キャサリンとヒースクリフが互いの唇を寄せ合い、高ぶる感情を交わす姿が。やがて破滅へと向かっていく彼らの一触即発の愛を切り取った、本編への期待が高まるビジュアルに仕上がった。
今もなお読み継がれる“世紀の愛”を映画化するため、マーゴット・ロビーが監督・脚本を託したのはエメラルド・フェネル。監督デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』で性被害というテーマをブラックユーモアを交えながらスタイリッシュに描き、イギリス人女性監督として史上初となるアカデミー賞(R)脚本賞を受賞した。同作で軽快なストーリー展開の裏に、人間の醜さや社会の闇を鋭くえぐり出したフェネル監督が、幾度も映像化された『嵐が丘』をどのようにして新たに紡ぎ出すのか注目が集まる。
映画『嵐が丘』は、2026年全国公開。