小説『あきらめません!』映画化決定 主演・永作博美、悠々自適セカンドライフを送るはずが市議会議員に立候補!?

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垣谷美雨の小説『あきらめません!』が、永作博美の主演、大九明子の監督・脚本で映画化されることが決まった。
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今、世界でホットなテーマである<女性の立場>を、本作ではストレートに“社会派”なものとして描くのではなく、新しい痛快エンターテインメント映画を目指す。
永作演じる主人公は、夫・幹夫の退社を機に夫の実家がある田舎に移住することを決めた霧島郁子。結婚して30年近く。共働きかつワンオペ育児を卒業し、2人の娘たちも独立し、親元を離れていった。都会のマンションから念願の庭付き一戸建てに。悠々自適なセカンドライフを送るはずが、待っていたのは閉鎖的な地域社会のしがらみばかり。そんな郁子に目をつけた老齢の女性市議の後押しで市議会議員に立候補することになった郁子の運命は?
原作は、人々が抱える身近な悩みをコミカルな視点で描き多くの人に共感を得ている垣谷美雨の『あきらめません!』(講談社文庫)。主人公・郁子をコメディエンヌからシリアスな役まで様々なキャリアを持ち、人気、実力ともに日本を代表する俳優である永作博美。監督はどんなキャラクターにも愛情を込め、独特のおかしみを加えてスクリーンに送り出す大九明子。オリジナリティーあふれる才能を持つ三者が集い、年齢、性別をこえたすべての人たちが、笑ってハッとするような映画を目指す。
撮影は9月後半より石川県能美市・小松市を中心に開始される。