風間俊介&齋藤潤W主演『217円の絵』場面写真初公開! 日テレシナリオライターコンテスト大賞受賞作をドラマ化
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■監督:野尻克己
今まで読んだことのないシナリオだった。
作家独特の世界と怒りが表現されていた。
なのに、どこかおかしみと優しさに包まれていた。人がどう生きるかという“価値”がそこに表現されていた。
その初めての目撃者になりたいと思った。
今まで見たことのない風間俊介と齋藤潤が撮りたいと思った。
■企画・プロデュース:佐藤貴博
18年ぶりに復活した「日テレシナリオライターコンテスト」の審査委員長を務めており、第1回最終審査で神谷さんの脚本が満場一致で大賞に選出されたことも目の当たりにしています。
その時から素晴らしい脚本ではあるけれど、テレビドラマ化することは難しいと感じていました。とても軽やかでユーモアあふれる会話と、重厚なテーマのバランスが秀逸なのですが、これを映像化するには役者も監督もスタッフも相当な手だれが揃わないと、脚本の魅力を伝えられないだろうと思っていたからです。
しかし、神谷さんのこの脚本を映像化することへの意思は固く、その熱い思いに野尻監督が応えてくれたことで、ドラマ化が決定できました。
野尻監督のもと、映画スタッフが中心となり神谷脚本を解像度高く映像化してくれています。
そして何より風間俊介さんが今回のプロジェクトの趣旨に賛同し、神谷脚本の神髄を描くために脚本の意図を全力で読み取り、「御所明」を現場で観ている全員を引き込むほどに演じ切り体現してくれました。
そして物語同様に齋藤潤さんの才能を引き出し、みずみずしい春文とのやりとりを生み出してくれたことで本作が素晴らしいドラマとして完成することができたと思います。見る人の心に突き刺さる衝撃と感動のドラマになりましたのでお楽しみに!!