天海祐希、『緊急取調室』ラストシーズンへの思い語る「12年突っ走ってきました」

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女優の天海祐希が26日、都内で開催されたドラマ『緊急取調室』第5シーズンのファン大感謝イベントに、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、塚地武雅、でんでん、小日向文世とともに出席。本作に込めた思いを語った。
【写真】天海祐希を中心にチームワーク抜群の「キントリ」チーム!
天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』(脚本:井上由美子)。12年の歴史を誇る本シリーズが、ついに完結を迎える。
“キントリ”ファンからの大きな拍手に迎えられ、おなじみのキャスト陣と共に登場した天海は「ここにいる心強い皆さんと一緒に12年突っ走ってきました。ラストシーズンになりますけれども、皆さんにぜひ楽しんでいただけるように、今、頑張って撮影しております。どうぞ楽しみに待っていてください」とあいさつ。
また、個性的なキャスト陣を束ねる秘訣を尋ねられると「束ねる秘訣なんてないです。皆さんがこんな私についてきてくださっているだけで、時々私も引っ張っていっていただいている」とした上で、「時に優しく、時に厳しく。厳しく、厳しくいくのが大事かなと思います(笑)」と笑いを誘った。
イベントの終盤には、会場に集まった観客を対象に、“キャストを直接取り調べできる権利”が当たる抽選を実施。抽選に当たった観客の1人は、有希子と梶山勝利との関係性に絡め、天海に対して「可愛いところがあるな」と感じる面を梶山役の田中に質問した。
天海が「さっき、まったく無いって言ってましたよ」と指摘すると、田中は「女性として魅力的なところ? いやぁ、難しい…(笑)」と困惑。天海から「マスコミいるからちゃんとして!」とツッコまれ、田中は「いや、本当に素敵な同級生であり、友達です」とたじたじになりながら答え、会場を盛り上げていた。
キャスト陣へのサプライズで、大國塔子役の桃井かおりから寄せられた、「1話たりとも闇に埋もれるには惜しすぎる、終わるには惜しすぎるドラマです」といった本作への思いが込められたメッセージを司会が代読した際には、天海が「桃井さん、ありがとうございます。本当に大事なメッセージ。それを胸に最後まで走り抜きたいと思います」と感謝を口にした。
木曜ドラマ『緊急取調室』は、テレビ朝日系にて10月16日より毎週木曜21時放送。