多部未華子「成長した姿を見せなければ」 次期朝ドラ『風、薫る』出演決定 09年『つばさ』でヒロイン
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見上愛と上坂樹里がダブルヒロイン務める2026年前期放送の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK総合)より、多部未華子の出演が発表された。
【写真】多部未華子が仕事で大切にしていること「自分に期待しない。自分だけで頑張らない」
本作は、文明開化が急速に進む明治時代を舞台に繰り広げられる、ちょっと型破りな2人のナースの冒険物語。当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込んだ2人の女性が、傷ついた人々のために奔走し、時には戦い、激動の時代に新たな風を起こす。ヒロイン・一ノ瀬りんを見上愛、大家直美を上坂樹里が演じる。
多部が演じるのは、“鹿鳴館の華”と呼ばれた、時代を象徴する貴婦人・大山捨松(すてまつ)。りんと直美の人生に多大な影響を及ぼす人物だ。
多部は「この度は朝ドラに出演させていただけること、大変うれしく光栄に思います」と喜びの声を。
2009年度前期放送の連続テレビ小説『つばさ』ではヒロインを務めており、「朝ドラのヒロインを務めさせていただいたのは…もう16年も前?!と昔のことで驚きを隠せません。当時お世話になったスタッフの方が今回の現場にもいらして、少しでも成長した姿を見せなければとただならぬプレッシャーを視線から感じております。まるでNHKの職員のように毎日毎日スタジオに通う日々は今となっては何にも代えられない経験で、スタッフみんなが家族のように思える宝物のような時間を過ごせたなと今、思い出してもグッときます」と語った。
そして「ヒロインのお2人に影響を与える、とても素敵な役どころであることにとっても緊張しており、今からドキドキしています。スタッフの皆様や役者さんたちの力をお借りしながら素敵な作品の一部になれるよう精一杯努めたいです。見上さんと上坂さん、お二方と明治時代の世界でお会いできること、とても楽しみにしています。そして、心から応援しています。私はただひたすら頑張ります」と、意気込みを述べた。
看護がテーマのひとつである本作。看護に関わる仕事との接点や思い出などについては、「入院経験はほとんどない私ですが、出産時の看護師さんにはたくさん救われたことを数年経った今も鮮明に覚えています。初めての経験ばかりで戸惑い、全身が痛かったりする中で、ほんの些細な声かけやアドバイスに何度も何度も助けられました。白衣の天使という言葉がありますが、まさにその名の通りだと思います」と話している。
連続テレビ小説『風、薫る』は、NHK総合ほかにて2026年春より放送。
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