第38回東京国際映画祭グランプリは『パレスチナ36』 最優秀女優賞に『恒星の向こう側』福地桃子&河瀬直美 観客賞に『金髪』
■アジア学生映画コンファレンス
・岡本多緒 講評
とても完成度の高い作品が多く、楽しませていただきました。審査員全員が一致し、心から納得できる審査になりました。受賞に至らなかった方たちも、今後も独創性のある作品を生み出してほしいです。
・審査委員特別賞『永遠とその1日』 チュン・リーシュエン監督
映画の中の出来事ですが、このような出来事がこの世から一日でも早く無くなるよう、祈っています。
・審査委員特別賞『エンジン再始動』 チョン・へイン監督
あまりにも驚いてどう感想を言っていいか分かりません。この映画を一緒に創ってくれたチームのみんなに感謝を伝えたいですし、何よりも韓国映画アカデミーの院長、先生方にも感謝を伝えたいです。
・作品賞『フローティング』 イ・ジユン監督
この映画は、個人的な場所から出発し、アメリカンドリームへの問いかけや悩みを映画の中で表現しました。苦労してくれた撮影監督やプロデューサーなどチームの皆に感謝を伝えたいです。また韓国芸術アカデミー第41期の同期にありがとうと言いたいです。この賞にはこれからも諦めずに映画を作ろうという意味が込められていると思います。これからも一生懸命映画を撮っていきます。
■アジアの未来
・作品賞受賞 『光輪』 ノ・ヨンワン監督
このような賞をいただけるとは思ってもみなかったです。こんな大きな賞をいただいた今日は、本作のプロデューサーであり私の妻の誕生日なんです。この喜びを分かち合いたいです。

