中島健人、NHKドラマ初主演で“超イケメンコンビニ店長”に! 『コンビニ兄弟』来春スタート
【根本ノンジ (脚本)】
町田そのこさん原作の『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』は、人の優しさと希望を静かに描いた心温まる物語です。そんな素敵な原作の世界観を、映像作品としてより豊かに表現できるよう、映像化チーム一同心掛けて取り組みます。ドラマ化にあたり「あなたの居場所はここにある」をテーマとして描きたいと思いました。職場や家庭、学校など、自分が所属しているはずの場所からはみ出してしまった人たちが、そっと寄り添い合う場所。そんなぬくもりを持つコンビニが舞台。そこには誰かを否定することなく、黙って話を聞いてくれる人がいて、時にあたたかいごはんで人を元気づけてくれる人がいる。舞台となる港町・門司港は、古き良き街並みと潮風が調和する美しい場所です。私自身、実際に足を運び、人々の優しさや温かさに心惹かれました。このドラマを見た方々が、それぞれの居場所について、家族や大切な人と改めて語り合うきっかけになる作品になることを願い、心を込めて脚本を書きたいと思います。
【山本敏彦 (制作統括・NHK エンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー)】
原作者の町田そのこさんと初めて会った日、福岡県北九州市門司港を舞台にした小説を書いていらっしゃることを知りました。既に4巻まで刊行され、日本だけでなくアジアでも人気のある作品、それが、「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」でした。
原作を読んだとき、このイケメン店長って誰? と、悩みましたが、ある鉄道のCMを思い出しました。歌手としてソロ活動を開始! 演技もセクシー! 表現者として最高の時期を迎えた王子様! といえば、ケンティーこと中島健人さんしかありえませんでした。また、読めば読むほど人間味あふれる原作を託せる脚本家は、「正直不動産」で苦楽を共にした根本ノンジさん一択でした。ついに、ドリームチームが実現しました。
ドラマの舞台は、門司港にある架空のコンビニチェーン店「テンダネス」。その雇われ店長の志波三彦(中島健人・通称ミツ)は、老若男女からモテモテの超イケメン。なぜ、そんなイケメンが門司港に?! なぜ、コンビニの店長を?! どうしてそこまでコンビニの仕事が好きなのか?! それらが、この物語の大きなミステリーです。
そして、このドラマにはもう一人、キーパーソンがいます。ワイルドで男気あふれる「なんでも野郎」のツギ(二彦)です! 彼はミツとは全く違う言動をしますが、神がかり的な感覚を武器にさまざまな難問を解決する手助けをしてくれる頼れる男です。
今や、人間交差点ともいえるコンビニを舞台に、自分の居場所がないと悩む人たちや、将来に不安を持つ人たちの道しるべとなるような、そっと心に寄り添えるドラマシリーズになるよう最高の仲間たちと制作していきます。どうぞ、ご期待ください。

