オリジナルアニメ『DARK MACHINE THE ANIMATION』来年フジで放送へ 小野賢章・内山昂輝・杉山里穂ら出演
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テレビアニメ『DARK MACHINE THE ANIMATION』が、2026年にフジテレビ系にて放送されることが決定。フジテレビアニメ公式YouTubeチャンネルでプロジェクト発表会が生配信され、小野賢章、内山昂輝、杉山里穂らが登壇した。
【写真】『DARK MACHINE』プロジェクト発表会に小野賢章・内山昂輝ら登場
11月23日に同公式YouTubeチャンネルで生配信された『DARK MACHINE』プロジェクト発表会には、小野賢章、内山昂輝、杉山里穂のほか、本作のゲーム・アニメのクリエイティブプロデューサーを務める谷口悟朗、ゲーム・アニメ双方のメカニカルアートを担当するメカデザイナー・天神英貴、アニメ監督の寺田和生が登壇。本作のプロジェクト概要や世界観、キャラクターについて紹介した。
2026年にフジテレビでテレビアニメとして放送される本作は、全世界配信を予定しているeスポーツ向けゲームと同時展開され、「主人公・チームの成長」「競技の刷新」を主軸に、今までになかった“eスポーツ”アニメを描く。物語の舞台は、急激な海面上昇に伴い千葉が関東から分離した近未来の日本だ。
アニメーション制作は、『地球外少年少女』や映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』をはじめ、クオリティーの高い作品を多数制作するProduction +h.が手掛ける。
発表会に登壇した小野が今回演じるのは、主人公の青年・カイリ。eスポーツゲーム「ダークマシン」との出会いをきっかけに、その中で仲間を得て新たな居場所と目標を見つけていくという役どころだ。
小野は、プロジェクト発表会で初解禁された天神が手掛けるメカ設定に「めちゃくちゃかっこいいですね」と感嘆。「僕たちはアニメを収録している段階だと、想像しかできてなくて。どういう風に動いているんだろう…とイメージが湧かないまま戦っていたので、今こうやって実際にデザインされたのを見て、ワクワクが止まらないですね」と語った。
小野演じるカイリと深く関わるクールな天才かつイケメンで毒舌な青年・シン役を演じる内山は、「これを動かすというのは大変なんじゃないですか? 監督?」と寺田に質問。思わず、寺田も「そうですね(笑)」と微笑みながら答えていた。
内山は、「デザインを見るとかっこいいんですけど、これ動くのかぁ…っていう話ですよね」とアニメ制作陣を気遣うようにコメント。しかし、寺田からの「3Dの制作陣が頑張ってくださいまして…」という言葉に「楽しみです。とても」と期待をにじませた。
また、冷静で一歩引いた立場から物事を見ることができる女性・ブラン役を務める杉山は、今回のプロジェクト発表会に向けて、自身が演じるブランと同じ髪色に染めるほど気合い十分。杉山もメカのサイズ展開に興味津々の様子で、「小型、中型、大型と、大きさが違うというお話をされたと思うんですけど、やっぱりその(メカの)大きさが変わるごとに演出の盛り上がり方もまた違うと思うので、そこもすごく楽しみだな」と完成に向けた期待を語った。
発表会では、クリエイティブプロデューサーを務める谷口が、本作が企画された経緯について直々に語る場面もあった。昨今、日本の文化やアニメーション、漫画やゲームが世界中で楽しまれている中で「よりゲームに特化した形で何か物を作っていけないかな、というのが元々の発端」と明かし、「(今回のプロジェクトの発想は)結構前からあって、海外とかいろんな国に行かせていただいて話をすると、アニメと漫画に関しては、日本で作っているものってある程度システムに関しても世界の先端に近いところで作ってるんですよね。ただ、ゲーム(の制作)に関しては、まだ国内がやや遅れている部分があって…そこをまず世界の皆さんに楽しんでもらえるくらいの規模の所から、逆にそれを日本の皆さんにも楽しんでもらえるところに持ってこれないかな?というのが元々の趣旨でしたね」と語った。
その思いを受けた天神は「“そうなんだ!”と思いました」と驚いた反応を見せ、登壇者たちの笑いを誘っていた。
アニメの世界観について聞かれた寺田は、発表会冒頭から緊張の様子。しかし、「世界観としては、ハードというかちょっとディストピアっぽい雰囲気なんですけれども、逆に本編では明るい未来を描きたいなと思っておりまして。その大変な世界観の中でもみんな楽しそうに『ダークマシン』をやっていて、ゲームが大変な現実を忘れさせて、楽しく暮らしている人々、みたいなものを描きたいと思って、ちょっとハードな設定にさせていただきました」と本作の世界観を解説した。
今回公開されたキービジュアルは、メカニカルアートを担当する天神が制作に携わったもの。長年ロボットのデザインを手がけてきた天神でさえ、「eゲームというものをビジュアル化するのって非常に難しくて…」と語る1枚だ。続けて、「世界観を一つの絵にまとめるというのは非常に苦労した」と明かしつつ、「プレイヤーとそのビジョンの中にあるゲーム、ロボットというのが精神的にもデジタル的にもどんどん繋がっていく、ということを表したような構図」と語った。
さらに、沢城みゆき、会沢紗弥、中村悠一の出演も発表。登壇者たちが、沢城らが本作で演じるキャラクターについてクロストーク。中村演じるキャラクターを内山が「要は中村さんが演じる最強キャラです!」と紹介した場面では、小野も杉山も力強くうなずいていた。
本発表会のフルバージョンのアーカイブは、フジテレビアニメ公式YouTubeチャンネルにて配信中。本作の最新情報とあわせて、ぜひチェックしてほしい。
アニメ『DARK MACHINE THE ANIMATION』は、フジテレビ系にて2026年放送。

