柄本佑主演映画『メモリィズ』超特報&超ティザービジュアル解禁 とめどなく続く、家族の記憶と記録の物語
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柄本佑が主演する映画『メモリィズ』より、超特報と超ティザービジュアルが解禁された。
【動画】「全体を包む色気が今作の魅力」――柄本佑主演『メモリィズ』超特報
雄太が九州の田舎町へとやって来たのは、脚を骨折した義父が回復するまで身の回りの世話をするためだった。義父が営む昔ながらの写真館の仕事を手伝いながら、東京にいる妻と娘との間で、スマホで撮った映像を交わす。大きな事件は何も起こらないが、日々の些細な出来事と、その記録と記憶の連なりに、家族の人生という長い時間の存在が、静かに、鮮やかに浮かび上がってくる──。
主演の雄太役を演じるのは柄本佑。『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『火口のふたり』『シン・仮面ライダー』『木挽町のあだ討ち』(26年公開予定/源孝志監督)など数多くの映画作品や、大河ドラマ『光る君へ』などで見せてきた揺れる内面の陰影が、本作でも静かな重みを与えている。
柄本は「『メモリィズ』坂西監督による不思議な作劇による大きな映画です。全体を包む色気が今作の魅力と思います。僕といえば作中いっぱい歩きました。歩くって俳優にとって1番難しくて、そんな根源に向き合った本作でもあります。思い出に決着をつけるまでの映画と言って過言ない作品です。そして、人生は続く。。。」とコメントを寄せた。
監督を務めるのは、本作が長編デビュー作となる坂西未郁。京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)在学中に、短編映画『すこしのあいだ』でISCA最優秀作品賞、『夜のこと』で最優秀学科賞を受賞し、学生時代から業界の注目を集めてきた。卒業後は、助監督(石井裕也監督『月』『茜色に焼かれる』など)や、メイキングカメラマン(土井裕泰監督『花束みたいな恋をした』『片思い世界』など)として活躍。本作で待望のデビューを果たす。
坂西監督は「父の遺品の壊れたフィルムカメラが出てきた。修理に数ヵ月かかり、戻ってきたカメラでシャッターを押したとき、父が撮っていた写真や映像がよみがえりました。今、自分がそのカメラやスマホで撮るものは、どこかに残るだろうか? 『記録する』という行為を再認識して、それを映画という形で残したいと思いました。過ぎていく時間の中で何かを思い出すこと、何かに思いを馳せる行為が僕は好きです」と本作への思いを語った。
映画『メモリィズ』は、2026年6月全国公開。

