イ・ビョンホン&ソン・イェジンの妖しい笑みにゾクッ『しあわせな選択』ビジュアル&特報解禁
関連 :
2026年の米国アカデミー賞(R)国際長編映画賞の韓国代表に選出された巨匠パク・チャヌク監督最新作『しあわせな選択』(2026年3月6日公開)より、主人公マンス(イ・ビョンホン)やマンスの妻ミリ(ソン・イェジン)が登場するティザービジュアル&特報が解禁された。
【動画】夫を励ますための妻の言葉が引き金に…『しあわせな選択』特報
『オールド・ボーイ』(2004)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』(2022)で同映画祭監督賞を受賞、常にタブーを打ち破り、緻密さと完璧な美学で観客を魅了してきたパク・チャヌク監督。
新たな地平を切り拓く衝撃作を発表し続けてきた巨匠が放つ最新作は、現代社会に生きる誰もが直面し得る“突然の解雇”という現実を、独自の視点で描き出した就活サバイバル。人間ドラマ、スリラー、そしてパク・チャヌク作品としては異例の弾けるユーモアを交錯させ、映画のあらゆるジャンルが鮮やかに響き合う最高傑作に仕上げた。
主人公マンスが25年間勤めた製紙会社を突如としてクビになり、再就職に奮闘していく様を描く本作。
ティザービジュアルには、主人公マンスと彼が愛する家と植物をベースに、物語に登場する個性豊かなキャラクターたちやアイテムが描かれている。マンスの家の庭で美しい紅い色の花を咲かせる百日紅(サルスベリ)。花が長く咲き続けることから「繁栄」や「長寿」といった縁起の良い意味合いを持つとされているこの植物が、マンスのしあわせを祝うかのように高く枝を伸ばして咲き狂う。
その木の中には、マンスが守り抜かねばならない家族や、製紙会社のポストを巡って争っていくライバルたちの姿が隠されている。横に添えられたコピー「家族のために、正しく狂う。」が、しあわせのために戦い抜く覚悟を決めたマンスの心境を表しているようだ。
特報映像(30秒)では、突然の解雇によって、これまでの人生では想像できなかった選択を余儀なくされたマンスの姿をサスペンス感たっぷりに描き出す。就職活動に励むマンスに、ねぎらいの言葉をかける妻のミリ。その言葉の中で何度も妖しく響くのが、「皆殺しにするの」という一言。その言葉に導かれるように、マンスがした“しあわせな選択”とは――?
映画『しあわせな選択』は、2026年3月6日より全国公開。

