MEGUMIプロデュース作品『FUJIKO』が日本映画初の快挙! 伊・ウディネ映画祭で最高賞含む2冠達成
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イタリア・ウディネで開催されているヨーロッパ最大級のアジア映画祭「第28回ウディネ・ファーイースト映画祭」のメインコンペティション部門に正式出品された映画『FUJIKO』が、最高賞にあたる「ゴールデン・マルベリー賞(Golden Mulberry Award)」と、「ブラック・ドラゴン・特別観客賞(Black Dragon Audience Award)」を受賞した。
【写真】ウディネ映画祭で2冠の快挙! 木村太一監督が参加した受賞式&クロージング・セレモニーの様子
本作は、1970~80年代の静岡を舞台に、激動の時代を生きる女性が自らの生き方を模索し、困難を乗り越えながらも力強く歩んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。
急速な変化に揺れる時代を背景に、既成の価値観や社会規範に抗いながらも、自らの人生を切り拓いていくシングルマザーの主人公・富士子を片山友希が演じる。
このたび、本作が第28回ウディネ・ファーイースト映画祭にて、観客投票によって最も優れた作品に授与される本映画祭での最高賞「ゴールデン・マルベリー賞」、プレミアムパス所持者(特別観客)が投票した最優秀賞であり、専門性の高い層から熱狂的な支持を受けた作品に贈られる「ブラック・ドラゴン・特別観客賞」をダブル受賞。この2部門でのダブル受賞は、事実上、本映画祭の最高作品として選出された証であり、日本映画としては、初めての快挙となる。
クロージング・セレモニーには、木村太一監督が参加し、ウディネの印象を訊かれると「これまでの経験にないほど素晴らしい映画祭で、感動を超えた経験でした。映画を作ってよかったな、と思える素晴らしい映画祭でした」と語った。
そして、監督と共に本作を始動し、企画・プロデュースを担ったMEGUMIは、日本で受賞結果を受けた際は、寝起きで声にもならないほど驚いた状況でしたが、イタリアの現地にいる監督からの直電もあり、喜びをかみしめていた。
そして日本では、5月1日より開催中の第4回横浜国際映画祭にて正式招待作品として上映。5月2日に行われたレッドカーペッドには主演の片山友希が登場した。
また、ウディネ・ファーイースト映画祭でダブル受賞となる快挙の速報を受けた5月3日午後には、片山友希と、MEGUMIが舞台あいさつに登壇し、ウディネ映画祭でワールド・プレミア上映後に5分間ものスタンディングオベーションを受けるなど大反響があったことについて触れ、日本のファンへ歓喜の報告。
主演の片山は、「『FUJIKO』を初めて観た時に、結構スピード感もあるし、テンポもいいし、きっとイタリアの方も楽しんでくださるんじゃないのかなとは思っていたんですけど、それ以上に拍手をすっごくいただいて。目の前の方が、もう手が真っ赤になるぐらい拍手してくれて。イタリアの方って面白くなかったら帰っちゃうっていうのを聞いていたので少し心配もしていたのですが、それ以上に反響を頂けたので、なんか涙が止まらなくなりました」と、当日の興奮さながらに語った。
MEGUMIは、「ウディネ映画祭での上映が、初めて皆さんに見ていただくという機会だったので、正直怖かったんですよね。私達が4年間かけて作ってきたものって一体どうなんだ、という心配もあって。横を見たら、監督は石みたいな顔になっていて(笑)。緊張する人を見ると緊張するじゃないですか。私もすごく怖いな、緊張するなと思って、お客様と一緒に観たんです。すると、4階まである会場が、ぎっしり埋まっていたことも嬉しかったですし、私は普段、人前で感情を出すタイプじゃないというか、人前で泣くタイプではないんですけども、そんな、自分が崩壊するぐらい号泣してしまって。上映が終わった後に、国を越えた方たちが泣いている姿を見て、『これを作ってくれてありがとう」と言われたり、ジェスチャーで「届いたよ』と伝えてくれたり、温かい表情で拍手をいただけたのは生涯で初めての経験でした。自分の思考や、性格の癖みたいなのが全部崩壊するぐらい本当に人生最高の体験、一生忘れられない出来事でした」と、当時の様子を詳細に語った。
映画『FUJIKO』は、6月5日全国公開。
片山、木村監督、MEGUMIの「第28回ウディネ・ファーイースト映画祭」受賞コメントは以下は通り。

