佐藤二朗、Novel Coreが歌う『名無し』主題歌を涙の絶賛 本予告解禁
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佐藤二朗が初の漫画原作を手がけ、脚本・主演を務める映画『名無し』(5月22日公開)より、Novel Coreによる書き下ろし主題歌「名前」が流れる本予告編が解禁。同主題歌について、佐藤は「映画の世界観を力強く後押ししてくれる、素晴らしい楽曲」と絶賛を寄せている。
【動画】Novel Core「名前」が聞ける『名無し』本予告
鬼才・佐藤二朗が映画化を目指して執筆したものの、その過激なテーマと特殊な世界観ゆえにお蔵入り寸前となっていたオリジナル脚本が編集者の目に留まり、永田諒の作画によって漫画化された『名無し』。数奇な運命を背負い“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描破したサイコバイオレンスは好評を博し、“映像化不可能”の烙印を覆して昨年10月に映画化が決定した。
自ら生み出したキャラクター“名無し”を演じるのは、『爆弾』で冴えない中年男の皮を被った知能犯・スズキタゴサク役を怪演し、日本アカデミー賞をはじめ、さまざまな映画賞を席巻している佐藤二朗。セリフを徹底的に排し、これまでのパブリックイメージを真っ向から覆す“静”の狂気を体現した。
共演には、近年俳優としての評価を高め続ける丸山隆平、タレントの枠を超え、女優・プロデューサー・実業家としても活躍するMEGUMI、そして同じ演劇畑出身の佐藤の熱望に応えて駆けつけた佐々木蔵之介が名を連ねる。さらに、『悪い夏』『嗤う蟲』などで知られる当代屈指の映画職人・城定秀夫監督が、劇中に仕掛けられた謎とタブーに潜む深い闇をえぐり出す。
3月開催の第49回日本アカデミー賞にて、映画『爆弾』で最優秀助演男優賞を初受賞し、感涙のスピーチも大きな話題を呼んだ佐藤。この度、そんな実力派俳優の最新作『名無し』の本予告編が解禁された。
白昼の商店街に現れた“名無し”が、右手に握った“見えない何か”を振りかざし無差別大量殺人を行う衝撃のシーンから始まる。凶器不在・推定無罪の犯行に翻弄される警察組織。止まることのない犯行に、刑事・国枝(佐々木蔵之介)は苛立ちを募らせる中、やがて謎の男“名無し”の過去の情報がもたらされる。
そこから映像は一転、これまでベールに包まれていた“名無し”の過去にまつわる断片が、フラッシュバックのように映し出されていく。38年前、警察官の照夫(丸山隆平)によって保護された右手を縛った少年、彼が触れただけでタンポポが消え、枯れてしまうという超常現象、幼い頃から行動を共にしてきた花子(MEGUMI)の叫び、右手の謎を知ってしまった照夫の運命。未曾有の怪物“名無し”はいかにして生まれたのか?意味深な記憶の断片が積み重なり、映像の随所で強烈な印象を残す“右手の存在”が観る者の想像力をかき立てる。
正体不明、動機不明、理解不能。そのすべてを内包した“名無し”の狂気が、いま、輪郭を現し始める。佐藤演じる“名無し”が人間の理性の枠を超え狂気をまき散らす、その圧倒的な怪演ぶりに期待が高まる予告に仕上がった。
なお同予告編の終盤で、本作のために書き下ろされたNovel Coreによる主題歌「名前」も初解禁。佐藤は、主題歌について「正直、ちょっと想像以上。本当に素晴らしい楽曲を提供してくださって、僕にとっても大切な楽曲になるだろうなと思いました。エンドロールでNovel Coreさんの『名前』が流れているときに、涙が止まらなくなる感情になってですね。本当に、この映画とマッチしているという言い方じゃ物足りないくらい、映画の世界観を力強く後押ししてくれる、素晴らしい楽曲だと思います」と絶賛。
そして「見る前にちょっと覚悟がいる作品かもしれませんけど、本当にみんなで!当たり前ですけども!ド真剣に!作った作品ですので、一人でも多くの方に見て頂けたらなと思います」と呼びかけた。
一方Novel Coreは、自身初となる映画主題歌について「純粋に連絡を頂いた時、めちゃくちゃ嬉しくて。映画はすごく大好きで、映画館にもよく見に行くので、そこに音楽という形で携われるということがまず、めちゃくちゃ嬉しかったです!」と興奮冷めやらぬ様子。
楽曲については「脚本を読ませていただいて、今回僕がテーマにさせてもらったのは『名前』。名前をつけるという行為自体に対して哲学を持ちたいな、というのが、脚本を読ませていただいて出てきた気持ちです」と明かす。
続けて「名前をつけるというのは、大事なものにする、それを自分の中で大切なものにしてしまう、かけがえのないものにしてしまうというカルマを同時に引き受けることでもあると思っていて。ぶっちゃけ名前をつけなければ、替えが効くというか、それがもし無くなってしまったとしても他のもので替えが効くかもしれないのに、それでも尚、僕たちは名前をつけて、それを愛してしまう。大切に思ってしまう。そういう生き物なんじゃないかなと思ったので。そこをテーマに楽曲を作らせていただきました」とコメント。作品のテーマを深く掘り下げ、共鳴して制作された楽曲であることを熱く語った。
映画『名無し』は、5月22日より全国公開。

