timelesz篠塚大輝、2027年公開映画『焼却炉』で映画初出演! 江國香織の短編集『すいかの匂い』収録の一編を映画化
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江國香織の短編集『すいかの匂い』収録の一編を映画化した、timelesz・篠塚大輝のスクリーンデビュー作『焼却炉』が、2027年に公開されることが決定し、ビジュアルカット1点を解禁。併せて本作が、第60回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭への出品とワールドプレミアの開催が決定したことが発表され、海外版ポスター、監督&キャスト&原作者の喜びのコメントが到着した。
【写真】映画『焼却炉』海外版ポスター
原作は、小説、童話、詩、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍、『きらきらひかる』『冷静と情熱のあいだ』といった数々の著作が映画化されている小説家・江國香織による、11人の少女の夏の思い出を描いた短編集『すいかの匂い』(新潮文庫)に収録された一編。学校や家族、周囲になじめない9歳の女の子が、男子大学生との出会いを通じて初恋にも似た感情を抱いていく、そんな少女から大人への過渡期の繊細な心を描いた作品だ。
本作の長尾卓磨プロデューサーは、約25年前となる学生時代に原作を読み、それからずっと映像化したいと考えていたという。長年の想いが江國にも届き、今回の映画化が実現した。
小学4年生の主人公・宮田梢を演じるのは、本作で俳優デビューとなるかりん。今回、オーディションで主演を勝ち取った。撮影当時10歳だったかりんが、等身大で梢を演じる。
そして、梢を惹きつける影絵サークルの大学生、すずきじんた役は、本作が映画初出演となるtimelesz・篠塚大輝(たいき)。大きな話題を呼んだオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』で、timelesz新メンバーに加入すると、アリーナツアーやドームツアーに立て続けに参加。個人でもテレビやラジオで冠番組を持ち、活躍の場を広げている。
そのほか、梢の母・洋子を『傲慢と善良』(24)、『見はらし世代』(25)などに出演、現在は連続テレビ小説『風、薫る』に出演中の菊池亜希子、父・健二を『悪は存在しない』(23)、Netflixシリーズ『九条の大罪』などに出演、本作のプロデューサーでもある長尾卓磨が演じる。
監督は、2014年のデビュー作『PORTRAIT ポルトレ』が映画祭「たまふぃるむ」で上映され注目を集め、その後浅草にある老舗パン屋・ペリカンに迫ったドキュメンタリー映画『74歳のペリカンはパンを売る。』(17)を手掛けた内田俊太郎が務める。
小学4年生の宮田梢(かりん)は、自分をとりまく世界に上手くなじめずにいた。学校には行くものの、親しくする友達はおらず、教室から抜け出したり、早退する日々が続く。そんな梢には、“裏庭の焼却炉にモノを捨てる”という秘密の習慣があった。
ある日、影絵サークルの大学生が夏休みに小学校で行う影絵劇の公演の告知にやってくる。そのうちのひとり、すずきじんた(篠塚大輝)から梢は目が離せなかった。ある放課後、梢が焼却炉に向かうと、そこにはじんたがいた。梢と同じように焼却炉に何かを捨てる様子に、ますますじんたが気になるようになっていき…。
この度、ビジュアルカット1点を解禁。キーアイテムとなる焼却炉を前にたたずむ梢とじんた。夏のじわじわとした暑さ、梢の抱える複雑な感情、そしてじんたの持つ不思議な魅力が見る者を惹きつける、本作の独特な空気感が表現されたカットとなっている。
また今回、本作が、今年7月にチェコで開催される第60回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に出品され、ワールドプレミアを開催することが決定。新しい作家や挑戦的な作品が出品される「プロキシマ・コンペティション」部門に出品する。同映画祭への出品に向けて、海外版ポスターも完成した。
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭は、1946年に始まり、以降毎年国内外の約200作品のワールドプレミア、インターナショナルプレミアを行っている映画祭。国際映画製作者連盟公認の映画祭であり、カンヌやベルリンなどで評価の高かった作品の上映が行われるなど、世界の映画祭を賑わせた作品が一堂に会する映画祭でもある。昨年には第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された早川千絵監督作『ルノワール』も上映されている。
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭への出品にあたって、内田監督、主演のかりん、篠塚、そして原作の江國よりコメントが到着。
内田監督は「私はこの映画を作りながら、子供の頃の小さな瞬間を思い出していました。繊細で、どこか不安定で、大人になった私が失いかけていた感覚でした。そうした記憶や時間をたどりながら生まれたこの作品が、日本から遠く離れた地でどのように受け止められるのか。静かな緊張と高揚とともに、その瞬間を迎えたいと思います」とコメント。
かりんは「初めての映画で、主演という立場を経験できて嬉しかったです。撮影が終わってずいぶんと経った時に『映画が映画祭に入った』と言われて、びっくりしました。海外の映画祭に入って欲しいと思っていたので、映画祭に行くのを楽しみにしています」とほほえむ。
篠塚は「すべての瞬間が新鮮で、圧倒されるような毎日でした。『役として生きる』という経験は、難しさもありましたが、監督をはじめ、皆さんに支えられ、全力で駆け抜けることができました」と撮影を振り返り、「この『焼却炉』という作品がどのように受け止められ、観客の皆さんの心に届くのか、楽しみです」と期待をにじませた。
原作の江國は「言葉でしかあらわせないはずのものが映像になっていて驚かされました。あのころの夏の気配が匂い立つほど濃く、忘れていた(あるいは忘れたかった)記憶の断片がわっと押し寄せたことにも。子供の所在なさと大人の逡巡がざらざらした質感で閉じ込められた、頭でっかちではない映画なところもよかったです」と作品を評している。
映画『焼却炉』は、2027年公開。
※監督、キャスト、原作者のコメント全文は以下の通り。

