細田佳央太×井桁弘恵、シナリオコンテスト大賞受賞作で初共演 異色ラブコメディー9.28放送決定
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■細田佳央太
杉山正宗役の細田佳央太です。
関係性の始まりや終わり方は誰しも必ず美しいものとは限らない中で、巻き込まれながらも目の前の人を知り愛そうとする正宗の行動はちゃんと真っ直ぐで、とても愛おしさを感じるキャラクターでした。ただ、彼の行動力や感情の動き方は自分にはないもので、演じる上で理解するのに悩む時間も多かったです。
しかし、監督にも導いていただきながら正宗を作り上げていきましたし、スタッフの皆様にも沢山支えていただきました。
自分自身のことや、相手のことを知った気になるのではなく、ちゃんと向き合おうとする大切さを描いた今作が届くことを願っていますし、見てくれている人はちゃんと見ているという希望を抱いていただけたら嬉しいです。
■井桁弘恵
この作品の台本を最初に読んだときは、不思議な感覚になりました。なぜ、正宗は彩子の弔辞を読んだのか、どんな思いで読んだのか。理屈では理解できてもどこか、ふわふわとした印象を持ちました。
しかし、実際に撮影が始まり、彩子として細田さん演じる正宗と対峙すると、言葉にはできない色々な心の機微や揺れ動く眼差しに気づき、台本では感じきれなかったこの作品の奥行きを体感しました。
人は人に見せられないところも理解されないところもあって。でも全部含めてその人である。
そんな「人」について丁寧に、でも30分というサイズ感で楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひ、ご覧ください。
■脚本家・瀬戸大希
受賞作を映像化していただき、うれしさと恥ずかしさでいっぱいです。なぜなら本作は実体験から着想したからです。婚活で計100人の女性と会いました(笑)。その中で、会話ゼロで終わったデートがあったんです。気分はもう最悪! でも、帰りに「この子、高い肉ばかり食べて態度も最悪だったけれど、今死んでしまったらどうする?」とふと思って…。そこから妄想を膨らませた話です。展開が読めないと評価いただけたのは意外で、「自分ならどうする?」という納得感を大切に書きました。ドラマ版では、展開の奇抜さよりも正宗と彩子のキャラクターや背景の深掘りに時間をかけました。見比べてください。これからも不器用な人や生きづらい世界をコミカルに描きたいです!
■監督・鯨岡弘識
SNSやマッチングアプリによって、プロフィールだけが一人歩きする時代。たった一度のデートで、その人の人生や孤独、本当の気持ちまで分かるはずがない――。そんな当たり前だけれど忘れがちなことを、改めて気づかせてくれる脚本でした。「たった一度しか会っていない相手の弔辞を読む」という大胆な設定に加え、瀬戸さんの脚本にはユーモアと切なさが絶妙なバランスで共存していて、演出することは何より楽しかったです。細田佳央太さんと井桁弘恵さんが演じた、不器用でどこか愛おしい2人の繊細な心の変化にもぜひご注目ください。最悪のデートが、相手を理解することで“最高の時間”へと変わっていく瞬間を、楽しんでいただけたら幸いです。
