蒼井優「10年に1本あるかどうか――そんな作品に出会えた」 あす最終回『Tシャツが乾くまで』
――蒼井さんにとって、本作はどのような“色”を残す作品になりましたか?
昔、先輩に「心から楽しめて、やってよかったと思える作品って、10年に1本あれば幸せなほうだよ」と言われたことがあったんです。「それ以外はやっぱり苦しいし、納得いかないこと、つらいことがいっぱいあるけど、10年に1本ぐらいはそういう作品に出会える。そうしたらまた次も頑張れるよ」って。私の中ではこの作品がその1本だと、心から思います。連続ドラマで主演することは大変ですし、やらなければ無傷で済むんですけど、やっていなかったらこの喜びを知らなかったかもしれない。オファーをいただいたときに「やってみよう」と決めて本当に良かったなと思います。
そんな自分以外に対しては、本当に感謝しかない作品ですが、自分に対しては反省点がたくさんあります。これだけの条件がそろった中でできなかったことが自分の中にはある。いつか、また18年後にでも(笑)、この雪辱は晴らしたいなと思います。本当にこんなにも幸せな環境の中で学べてよかったです。
――最終話の見どころを含め、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
最終話、皆さんが誰を応援したくなるのか、私たちには想像がつきません。第1話から見て、今頃プンプンされている方もいらっしゃるかもしれないですが(笑)、いろいろうまく生きられない私たちがどんな人生の選択をするのか、見守っていただけたらと思います。
そして、松山さん演じる充の“ある表情”を見ていただきたいです。見ていただいたら「ここだな」とたぶんすぐ分かると思います。気づいていただけたらうれしいです。
ドラマ『Tシャツが乾くまで』最終回は、TBS系にて9月11日金曜22時放送(5分拡大)。
