須賀健太が特別講師で参加 第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン「THE ACTOR」レッスン型審査レポート!
――今回のレッスンで心掛けていることを教えてください。また身体面で参加者のどんなところを成長させたいですか?
辻本知彦:レッスンでは芝居、役者としての表現を意識しています。心情や内面に起こっていることをいかに身体で表現できるか。引き出したいのは、自分自身で考える力。そして自分に集中することです。
実際、ダンサーと俳優では表現方法が違う気がしています。ダンサーは型に身体を合わせるところがありますが、俳優はそれ以上に内面で思っていること、何を表現したいのかが大切です。そのために身体を駆使する。顔のシワのように、身体がある種の表情になればいいなと思います。できたら、指先からつま先まで自由に動かせる、もしくは神経が行き届く身体を作ってほしいです。今レッスンでも、つま先を床にタッチし、踵を引き上げながら、一本の線の上を歩くように重心を移動させ、綱渡りのようにバランスを取る動きなどをやってます。
――全くの初心者が演じる際、何を手がかりにしたらいいですか?
辻本:俳優は自分ではない誰かを表現する仕事でもあります。その際、まずは等身大の自分から引き出した演技でもいいんじゃないかなと思います。中には全くの別人になりきる、憑依する俳優もいます。それももちろん素晴らしいことですが、自分というフィルターがあることで他にはない魅力を出せたりもするので、自分自身を上手く使ってもらえたら。また俳優は見た目も大切ですが、内面からにじみ出るものが大きいと僕は思います。もし何かコンプレックスがあるなら、それを補うために技術を磨くことで良い味わいになる。その意味でも参加者の皆さんには、努力して内面を膨らませてほしいなと思っています。
