須賀健太が特別講師で参加 第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン「THE ACTOR」レッスン型審査レポート!
――レッスンで大切にしていることを教えてください。
後藤祐香:参加者の皆さんのやりたいことを探り、各自の良さが出せるようにと努めています。これを届けたいという意志が見えると、人に何かを伝えられる俳優になれるのではないでしょうか。私は歌が専門なので、声の高低や骨格を見ながら歌の技術も指導しています。真面目に取り組めば、歌は誰でもある程度上手くなることは可能です。だけど、こう歌いたいという意志や、歌を好きになる気持ちは本人の内側から生まれるものなので、そこは大事にしたいですね。
――歌手と俳優の違いを教えてください。また俳優に適しているのはどんな人でしょうか。
後藤:歌手と俳優はかなり違う仕事だと感じます。私の中で、歌手は音楽が前面に出て、自分自身や得意なことに寄せられる仕事。ある意味それを極めたい人がやる職業かもしれませんね。俳優が歌う時は、ミュージカルのように役として歌うことが求められます。自分がなくて染まりすぎてもいけないし、かといって自分のままでいることもできない。そのバランスを取るのが難しく、確固とした自分がないと難しい仕事だなと思っています。
観客目線だと、俳優は素が破天荒だったり、社会不適合の人のほうが面白く感じられるかもしれません。でもドラマや映画、舞台は共演者やスタッフ、マネージャーなど多くの人と関わる面があり、コミュニケーション能力は大事です。実際に、私が今までご一緒した俳優さんたちには不真面目な人が全くいません。とにかく皆さん、真面目で努力家な方ばかりです。
歌は俳優の仕事に必須ではありませんが、表現の幅を広げる意味では大きな武器の一つ。トレーニングをして、歌の技術も積み重ねていってほしいです。
