カンヌ映画祭パルムドーム受賞『FJORD フィヨルド』来年2月公開決定 日本版ポスター&予告解禁
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2026年の第79回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドールを受賞したクリスティアン・ムンジウ監督最新作『FJORD フィヨルド』が、2027年2月19日より公開されることが決定。日本版ポスタービジュアル&予告編が解禁された。
【動画】『FJORD フィヨルド』予告映像
本作は、ルーマニアの気鋭クリスティアン・ムンジウ監督が、「虐待を疑われ、子どもと引き離される両親」という衝撃的な事実に基づく題材を映画化。キャストには、ルーマニア出身で『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』やハリウッドでも活躍するセバスチャン・スタン、ノルウェー出身で『センチメンタル・バリュー』『バックルームズ』など、話題作への出演が続くレナーテ・レインスヴェを主演に迎えた。
ムンジウ監督が、2007年の『4ヶ月、3週と2日』以来、2度目となるカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた本作。カンヌではさらに批評家連盟賞、エキュメニカル賞を含めたトリプル受賞を果たした。北米ではNEONによる配給が決定し、2027年アカデミー賞国際長編映画賞ルーマニア代表にも選出。現在開催中の東京国際映画祭ではガラ部門にて出品され、チケットはすぐさま完売するなど、日本でも高い注目を集めている。
ムンジウ監督は「この映画の制作を通じて、私は探求し、学び、疑い、そして理解しようと努めてきました」と語る。愚かだが決して憎めない人間の姿と、背景にある社会の歪みを観る者に突き付けてきたムンジウ監督が初めてスター俳優をキャスティングし、英語を含む多言語での撮影に臨んだ。その新たな到達点を息を呑んで見守りたい。
敬虔なキリスト教徒であるゲオルギュー家は、父ミハイ(セバスチャン)の両親の死をきっかけに、ルーマニアから妻リスベット(レナーテ)の母親の住むノルウェーの人里離れたフィヨルドに面した村にやってくる。
ゲオルギュー家の長女エリアと、隣人家族の一人娘であるノーラはすぐに打ち解け、親しくなっていく。しかしエリアが体にあざを負って学校に現れたとき、周囲のコミュニティそして児童福祉局は、ミハイとリスベットによる伝統的な教育が、エリアのあざと関係があるのではないかと疑い始める…。
この度、満面の笑みでノルウェーの空の下に収まるゲオルギュー家を捉えた日本版ポスタービジュアルが解禁。ルーマニアにルーツを持つ父ミハイ(セバスチャン)と肩を寄せるのは、第5子のヴェニアミンを抱いた、ノルウェー出身の母リスベット(レナーテ)。ルーマニアで生まれノルウェーに越してきた5人の子どもたち、そして両親の今後を予期するかのように、空には見通しの立たない曇天が広がり、横には「何が正しくて、何が間違っているのか。決めるのは誰なのか?」という問いが添えられている。
併せて解禁された予告編は、「なぜ娘たちに私の誕生会に行くなと?」と問われた父ミハイが、「お仕置き中だからだ」とさらりと答えるシーンから始まる。
娘エリアの頬と体に見つかったあざから、虐待の疑惑をかけられるミハイとリスベット。そしてついに子どもと引き離され、同情を寄せる良き隣人にも「あなたも私たちが虐待をしていると思っているのでは?」と疑念を向ける。
すべては子どもたちを取り戻すため、ミハイは祖国ルーマニアを巻き込んだメディア合戦を開始し、リスベットは寒空の下を奔走。冷気が伝わってくるような空の下、彼らを待ち受ける運命に思いを馳せる予告編となっている。
映画『FJORD フィヨルド』は、2027年2月19日より全国公開。
