非武装地帯のマンハッタンが舞台、DCコミックス『DMZ』のドラマ化企画が進行中

DCコミックス原作のドラマ化が米CW局で進んでいたが、米Syfy局ではDCコミックスの大人向けレーベル「ヴァーティゴ」より『DMZ(原題)』のドラマ化企画を進めているそうだ。Deadlineが報じている。
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ブライアン・ウッド作/リッカルド・ベルキエリ画の原作は、2005年から2012年に発表された作品。アメリカで二度目の内紛(第二の南北戦争)が起きたという設定で、両勢力に囲まれた非武装地帯(DMZ)となった近未来のマンハッタンに取り残されたマティ・ロスという若いフォトジャーナリストを中心にストーリーが展開する。
3年連続でエミー賞とゴールデン・グローブ賞の作品賞に輝いた海外ドラマ『MADMEN マッドメン』の製作と脚本を手掛けたアンドレ&マリア・ジャケメットン夫妻が、大ヒット映画『ゼロ・グラビティ』(13)や『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサー=デヴィッド・ハイマンと共に本作の製作を担当。ジャケメットン夫妻は脚本も手掛けるとのことだ。
キャスティングやパイロット版の製作時期などは未定。
Syfyでは他に、スティーヴン・キングの小説『コロラド・キッド』を原作にした『ヘイヴン ―謎の潜む町―』のシーズン5の製作が決定。映画『レギオン』(10)のパイロット版の製作も進んでいる。また、真田広之が出演するSFスリラー『Helix(原題)』は、今年1月よりシーズン1の放送が始まった。