サミュエル・L・ジャクソンが激怒?「俺はローレンス・フィッシュバーンじゃない!」

関連 :
アメリカでは2月12日に公開された新『ロボコップ』(14)に出演するサミュエル・L・ジャクソンが、米ロサンゼルスのローカル局KTLAの朝のニュース番組に出演中に、番組のキャスターにローレンス・フィッシュバーンと間違えられ食ってかかるという珍騒動が起きた。
【関連】ローレンス・フィッシュバーン、『マトリックス』モーフィアスになってCMに登場
今回、サミュエルをローレンスに間違えるという失態を仕出かしたのは、サム・ルービンというニュースキャスター。ローカル局とはいえ映画の街ロサンゼルスのエンタメ担当のキャスターで、映画やドラマに本人役で出演することもあり、数多くのセレブとも面識がある人物だった。
アトランタからの中継で繋がっていたサミュエルはスタジオにいなかったが、『ロボコップ』のプロモーションで出演。「この間のスーパーボウルのコマーシャルでは大きな反響があった?」とルービンがサミュエルに尋ねると、一瞬首をかしげ「どのスーパーボウル・コマーシャル?」と聞き返すサミュエル。
気まずい沈黙が続く中、番組のスタッフにスーパーボウルで流れた起亜自動車のコマーシャルで『マトリックス』シリーズで演じたモーフィアスに扮して登場したのはローレンスと指摘されたルービン。訂正しようとするが、覆いかぶさるようにサミュエルから「君はツイッターに描き込む人たちと同じくらいクレイジーだな。俺はローレンス・フィッシュバーンじゃないぞ!」と一撃を食らった。
その後も「俺たちは似てないぞ。黒人で有名な奴はみな似ていて見分けがつかないか?」とサミュエルが続けると、自分の頭を叩き、平謝りするルービン。彼が「『ロボコップ』の話をしよう」と切り替えようとしても「嫌なこった!」とサミュエルは反撃の手を緩めず、自分はクレジットカード会社のコマーシャルに出演している方だと続けた。
サミュエルはルービンをいじり倒し、ルービンも冗談とは受け取れずタジタジの様子だったが、実際にどこまでサミュエルが本気で怒っていたかは不明。サミュエルからは「『ロボコップ』に登場する黒人の中で犯罪者じゃない黒人は、マイケル・K・ウィリアムズ以外に俺だけだ」と辛口コメントも飛び出た。最後にサミュエルは「オリジナル版のファンだったが、リメイクの台本を読んでも出演するか迷った」とコメント。しかし、「ジョゼ・パヂーリャが監督すると分かってやる気になった」と映画を宣伝することを忘れなかった。