ゾンビとサッカーがまさかの合体? 『Goal of the Dead』予告編解禁

フランス発のゾンビ映画『ザ・ホード―死霊の大群―』(10)を監督したバンジャマン・ロシェによる異色のホラー映画『Goal of the Dead(原題)』のフランス語版予告編が解禁になった。
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ロシェ監督が『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』(05)のティエリー・ポワロー監督とタッグを組んだ本作。Bloody Disgustingによると、フランスの五輪代表サッカーチームがフランス北部の小さな町で大事な試合に興じていると異変が発生。疫病が瞬く間に広まり、選手や観客、住民がゾンビと化していくというストーリーらしい。
予告編では田園風景の中、選手たちを乗せたバスが田舎町に到着。町民らは選手たちに敵意を見せ、不穏な空気が漂う。
ゾンビ化が起きる理由は不明だが、予告編では選手の一人が注射器で何かを打たれると様子がおかしくなり、口から泡を吐き出す始末。試合中の選手たちが激突し、血が吹き出したりと、一見ちょっと激しい試合のように見えるが、次の映像では試合場や町中、控室に異変が起こり、感染を免れている人間たちがゾンビを相手に生死をかけた戦いを繰り広げるといった感じだ。
新人監督だったロシェが『ザ・ホード―死霊の大群―』で脚光を浴び、次に送り出すフレンチ・ゾンビ・アクションとなる本作。ヴァネッサ・パラディを主演に、コメディ色のあるSFエイリアン物を生み出したロシェとの共作だが、予告編を見る限りは今回も極限状態でのサバイバルとなりそうだ。