傑作ホラー『死霊館』、続編製作決定!2015年10月に全米公開か?

実在する悪霊研究家ウォーレン夫妻が「あまりに恐ろしくて40年間隠していた。」という、最も邪悪な悪霊調査の事例を元に描かれ、低予算の古典的ホラーながらも非常に高い評価を得た『死霊館』。その第2作目の製作が決定となった。
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『死霊館』の新作は2015年10月23日に全米で公開される予定。Variety.comによると、昨年高評価を受け、世界興行収入3億1800万ドル(約326億円)と大ヒットした前作『死霊館』で主役を演じたパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが、続編でも超常現象研究家の夫妻、エド・ウォーレンとロレイン・ウォーレン役で続投するようだ。
前作では『SAW』の監督としてお馴染みのジェームズ・ワンがメガホンを握ったが、新作の監督はまだ決まっていない。脚本は前作から引き続き、ケイリー・ヘイズとチャド・ヘイズが担当する。
ニュー・ライン・シネマのエグゼクティブプロデューサー、トビー・エメリッヒは続編に関して以前、ホラー映画にありがちな「血の滴るシーンや残酷な死のシーン」は避けるつもりだ、と明かしていた。「前作『死霊館』では、血の滴るシーンや残酷な映像を使わなくてもかなり効果的に恐怖を煽ることができました。この作品は、古典ホラー映画の『サイコ』や『アザーズ』の魂を受け継ぎ、雰囲気や緊張感を強調する類の伝統的なホラー映画です」と、語る。
ニュー・ライン・シネマは現在、新作プロジェクトとは別に『死霊館』に登場した呪われた人形を題材にしたスピン・オフ作品『アナベル』の製作も進行中だ。