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<ゆうばり映画祭>常盤貴子、チャレンジ精神旺盛な大林宣彦監督に感謝

映画

常盤貴子、『野のなななのか』舞台挨拶にて 
常盤貴子、『野のなななのか』舞台挨拶にて クランクイン!

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 開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」で2日、クロージング作品となる『野のなななのか』が上映となり、大林宣彦監督と主演の品川徹、常盤貴子が登壇。北海道の芦別市民とともに作り上げた本作を常盤は「こんな風に映画って作れるんだってことを学んだ」と振り返り、76歳ながら“永遠の映画少年”というべき大林監督は、若き映画作家たちにエールを送った。

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 本作は大林監督が校長を務める「星の降る里・芦別映画学校」の20周年を記念して制作された作品。スタッフの半分以上が芦別の普通の人たちだったと大林監督は言うが、常盤は「市民の方々がすごくおもてなしをしてくださって、私たち俳優陣も温かい気持ちで、とても勉強になりました。いい撮影現場でした」と感謝を込め振り返る。

 映画祭のクロージングに華を添える形となった常盤は、「夕張は初めてで、憧れのゆうばり映画祭に来られました。(夕張は)自然がたくさんなので、いろんな季節をこれから見ていけたらなって思います」と挨拶をし、会場に詰めかけた夕張市民から大きな拍手を送られていた。

 本作を「ホーム用のデジタルカメラ、時には携帯で撮ったりもして、編集はパソコンでコツコツと仕上げました」という大林監督は、「私は元8mm少年のインディーズ作家ですが、インディーズも70年やっていれば、これぐらいのことにはなるよという一つのサンプルとしてご覧頂いて、若い人たちがこういうデジタルムービーのよさを出してくださるといいと思います」と話し、後輩映画作家たちにエールを送った。

 76歳となった今も革新の精神止まない大林監督は「これは劇映画でもドキュメンタリーでもありません。一つのエッセイ、あるいは論文、あるいは日記、今までの映画のジャンルにはなかった、よりアーティスティックな映画として作りました。5回か10回は観なきゃ本当の面白さは分からないと思います」と本作についてコメント。

 デジタルカメラでの撮影で照明部が存在しなかった本作に当初は驚いたという常盤だが「でも仕上がりはすごい綺麗だったので、こんなに技術は進歩してるんだって逆に驚きがありました」と話し、大林監督が作る映像世界に太鼓判を押していた。

 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は3月3日まで北海道夕張市で開催。

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