『007』最新作の悪役は、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー!?

3月に行われた第86回アカデミーにおいて、『それでも夜は明ける』で主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが、『007』シリーズ最新作となる第24作目に出演する可能性が出てきた。
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複数の関係筋によると、『それでも夜は明ける』の演技が高く評価されたキウェテルは、『007』シリーズ最新作でメインの悪役として候補に挙がっているという。正式な交渉はまだ始まっていないものの、プロデューサー陣はキウェテルの出演を望んでいる様子で、その他の俳優たちも候補に挙げられているようだ。しかし、キウェテルの広報を担当するSONYとMGMは、今回の報道に関してコメントを控えている。
最新作のタイトルはまだ未定だが、前作『007 スカイフォール』に引き続きサム・メンデスが監督を務め、ダニエル・クレイグが4度目となるジェームズ・ボンド役を続投。レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショーもそれぞれM役、イヴ・マニーペニー役、Q役として再び出演を果たすことが決定している。そして現在、前作の脚本家ジョン・ローガンが最新作の脚本を執筆している段階で、撮影は11月から来年4月までの間に開始される予定だ。
キウェテルの出演が噂される悪役に加えて、新たなボンド・ガールと、ジェームズが束の間の恋に落ちる“複雑な過去”を持った北欧系の女性役を演じる女優2人のキャスティングも始まるという。
そんなキウェテルは最近、『Z for Zachariah(原題)』の撮影を終えたばかりで、新作スリラー『Triple Nine(原題)』の撮影を控えている。