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『スパイダーマン』スピンオフ、『キャビン』のドリュー・ゴダードが監督

映画

「シニスター・シックス」を題材にする『スパイダーマン』スピンオフの監督と脚本を任されたドリュー・ゴダード
「シニスター・シックス」を題材にする『スパイダーマン』スピンオフの監督と脚本を任されたドリュー・ゴダード(C) AFLO

 米ソニー・ピクチャーズが『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ企画を計画中であることは昨年伝えたが、ブラッド・ピット主演のパニック・ゾンビ映画『ワールド・ウォー・Z』の脚本を担当したドリュー・ゴダードが『スパイダーマン』スピンオフの監督に決まりそうだ。

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 ゴダードは人気海外ドラマ『エイリアス』や『LOST』などの脚本家・プロデューサーとしても知られ、映画ではJ・J・エイブラムス製作の『クローバーフィールド/HAKAISHA』(08)で脚本を執筆。クリス・ヘムズワースが出演したホラー・サスペンス『キャビン』では、マーベルの『アベンジャーズ』シリーズのジョス・ウェドンと共に脚本を担当する傍ら、映画監督デビューを果たしている。

 The Wrapによると、米ソニー・ピクチャーズが企画している『スパイダーマン』シリーズのスピンオフは『Sinister Six(原題)』。ゴダードはスピンオフ計画が発表された12月に本作の脚本を執筆することが決まったが、このたび監督としての契約もまとまりそうだという。

 「シニスター・シックス」は『スパイダーマン』や『デアデビル』などのマーべル・コミックに登場する犯罪組織。スピンオフでの詳細は登場人物やあらすじを含め現在不明だが、「シニスター・シックス」の初代メンバーと言われるのは、ドクター・オクトパス、エレクトロ、サンドマン、ミステリオ、ヴァルチャーとクレイヴン・ザ・ハンターの6名だ。

 映画ではサム・ライミがメガホンを取った『スパイダーマン2』(04)にドクター・オクトパス(ドック・オク)、『スパイダーマン3』(07)にサンドマンが登場済み。日本では
今月25日から公開される『アメイジング・スパイダーマン2』にて、エレクトロがグリーン・ゴブリンとライノと共にスパイダーマンを脅かす。

 スピンオフと言えば、米ソニー・ピクチャーズはこの他にも『Venom(原題)』を企画している。こちらはタイトルロールのヴェノムが中心となるストーリーになるようだ。『アメイジング・スパイダーマン2』のアレックス・カーツマンとロベルト・オーチー、『グランド・イリュージョン 』(13)のエド・ソロモンが脚本を担当する予定で、カーツマンは監督も兼ねるとのこと。

 ゴダードは米映像ストリーミング配信会社のNetflixとウォルト・ディズニー・カンパニーが進めている、「デアデビル」が主人公の実写ドラマ化でも製作総指揮として参加することが決まっている。

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