『SATC』キャリーの意外な青春時代が明らかに! 話題沸騰のドラマ、日本上陸

ニューヨークに暮らすキャリア女性4人の恋愛観を赤裸々に描き、世界的ブームとなった『SATC』こと、『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリー・ブラッドショーの青春時代をつづる『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』が遂に日本上陸。『SATC』を振り返ると同時に、本放送が待たれていた同作の見どころを紹介しよう。
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ニューヨークに暮らす30代のキャリアウーマン――新聞に連載を持つセックス・コラムニストのキャリー、皮肉屋の弁護士ミランダ、アートディーラーでお嬢様育ちのシャーロット、PR会社社長で好きなものは男と断言するサマンサの4人を中心に、彼女たちの恋愛やセックス、生活や人間関係を赤裸々につづり、世界的に大ヒットしたコメディドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。もちろん、日本も例外ではなかった。
ドラマに登場するショップやレストランは、ニューヨークの最新トレンドとなり、彼女たちのライフスタイル、セリフ、『SATC』のように語り合おうという女子会の勧め、その際のワインや食事等、ありとあらゆることが、女性誌を筆頭に情報誌やエンタメ誌などで紹介され社会現象に。とりわけ注目されたのがファッションだ。一番の注目の的は、やはり主人公のキャリー。彼女は、ヴィンテージと一流ブランドの組み合わせ方や小物の使い方が絶妙で、撮影現場に現れた瞬間、どこのブランドの洋服で価格はいくらと即座にネットで情報が流れ、デザイナー本人が「(騒ぎが大きくなりすぎて)『SATC』の名前を聞くとうんざりする」とインタビューで口にしてしまうほど、キャリーが愛用したことで、お客が世界中から殺到してしまったマロノ・ブラニクなど、20~30代の独身女性を中心に、熱狂的な支持を得たのである。
そんなモンスター級ドラマの主人公キャリー・ブラッドショーの青春時代を描いただけに、『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』は撮影に入る前から話題沸騰に。誰がキャリーを演じるのか、どのような衣装が登場するのか等、色々と噂されたが、やはり一番の関心はキャリーそのものについて。実は10代の彼女、意外なことに、内気でシャイ、恋には憧れるけどなかなか行動には移せないという、30代のキャリーとは正反対ともいえる少女だったのだ。そのようなキャリーが、どうやったら恋愛至上主義で自由奔放なキャリーになっていくのか。この成長物語は見どころポイントの1つだ。
また、今と昔、変わっていない部分もある。それは、オシャレが大好きという点。母親を亡くして気落ちするキャリーを心配した父親が、週1日だけマンハッタンで働かないかと提案したことで、キャリーはニューヨークへ足を踏み入れるのだが、その時に持っていくのが、マニキュアを使って自分でリメイクした母親の形見のバッグ。それがきっかけで、ファッション業界への扉が開き、キャリーは元々のファッションセンスに磨きがかかっていく。そう、現代風にアレンジされたキャリーの80年代ファッションは、もう1つのポイント。ほかにも80年代の音楽や小物など、見どころはたくさんある。明るく、前向きなキャリーの物語をぜひ楽しんでほしい。
『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』は完全無料のBSテレビ局・Dlifeで4月12日(土)スタート、毎週土曜日23時放送。公式サイトでは、4月13日0時より第1話無料配信(1週間限定)が実施される。