ジェリー・ブラッカイマー、『パイレーツ』『ビバリーヒルズ・コップ』新作を語る

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映画やテレビ・シリーズで数々のヒット作を放つプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、続報の待たれる『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ビバリーヒルズ・コップ』の新作について語り、双方共に今年後半の撮影を目指していることを、Bloombergとのインタビューで明かした。
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今月初めには、トム・クルーズ主演のヒット映画『トップガン』の続編について、企画が再始動の兆しを見せていることを話していたブラッカイマー。2015年から2016年夏へ公開が先送りされた米ディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』第5弾『Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales(原題)』については、現在企画を進めているとのこと。
「ジョニーは楽しみにしているし、ディズニーも張り切っている。私たちみんながそうだ。だからこの秋か年末までに撮影を始めたいね。全てが万端に整えばの話だがね」と語った。さらに、第4弾に出演したキース・リチャーズに関して、再出演を歓迎すると加え、キースが望むなら確実にキャスティングされることを示した。ただし第5弾と第6弾を同時に撮影するというウワサについては、「一度に1つ」と否定した。
米パラマウント・ピクチャーズが企画を進めている『ビバリーヒルズ・コップ』の第4弾については、脚本の完成に向けて大詰めに入っていると述べ、主演のエディ・マーフィーや監督のブレット・ラトナーらを含む本作の関係者が、続編の製作に興奮していると話している。今年の夏か秋には撮影を始めたいとのことで、『パイレーツ』最新作よりも先に着手する可能性があるようだ。
ブラッカイマーの話では第4弾では、エディ扮する型破りな刑事アクセル・フォーリーが本場で活躍する姿を期待できそうだ。「彼はビバリーヒルズにいるが、デトロイトに戻ることになる。楽しくなりそうだ。彼(エディ)も再出演を心から楽しみにしている」と、次回作では舞台がビバリーヒルズからデトロイトに移る可能性を伺わせた。