F・カヴァイエ、最新作も切なく熱い男のドラマ！『友よ、さらばと言おう』予告解禁
映画
フランスの俊英、フレッド・カヴァイエ監督の映画最新作『友よ、さらばと言おう』の予告編が公開された。
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「フランス映画史上、最も優れたサスペンス・アクション（FHM誌）」という最高の賛辞が贈られた本作。予告編では、少年がマフィアの殺人現場を偶然、目撃したところから始まる。その少年の父親であるシモン（ヴァンサン・ランドン）は、息子がマフィアに命を狙われていることを知る。シモンは、かつて盟友だった刑事のフランク（ジル・ルルーシュ）から誘われ、昔のようにコンビを組み、愛する者のために再び立ち上がる。
マフィアから息子を守るため、2人の刑事がフランスの超特急列車TGVで攻防戦を挑むシーンは見ものだ。猛スピードで走る列車の中で、マフィアと文字通りの死闘を繰り広げる。さらに、2人の間に隠された過去を匂わす、最後のワンシーンが疑惑を残す。
カヴァイエ監督は、母国フランスだけでなく海外からも高く評価を受け、過去2作『すべて彼女のために』、『この愛のために撃て』はどちらも海外監督によってリメイクされている。同じくフランス出身でハリウッドでも活躍するリュック・ベッソンの後継者とまで評される逸材だ。
本作では、“愛する者を救うために全てを投げ打つ男”という得意のモチーフを継承しつつ、男同士の友情を前面に押し出した切なくも熱いドラマが展開。渋味ある人間ドラマにスリルとサスペンスをふんだんに盛り込み、スケール感もアップしている。まさに、カヴァイエ監督が追求してきたタイトでリッチなエンタメ道集大成の90分となっている。
映画『友よ、さらばと言おう』は8月1日より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
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