ジブリの敏腕P・鈴木敏夫が『パトレイバー』に登場!「あきらかにミスキャスト!」

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現在劇場で順次公開されている『パトレイバー』シリーズの新作映画に、スタジオジブリの超大物プロデューサー・鈴木敏夫がゲスト出演することが明らかとなった。
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1988年以降、コミック、ビデオグラム、映画、小説など先駆的にメディアミックス展開を繰り広げ多くの話題を呼んだ『機動警察パトレイバー』シリーズ。真野恵里菜や筧利夫をキャストに迎えた実写版全12話が全7章に分けられ今年の4月より全国にて順次公開されている。
そしてその第4章のエピソード6『大怪獣現わる 後編』に出演することとなった鈴木の役どころは、怪獣を呼び出す歌のプロモーションビデオをプロデュースする代理店の胡散臭い男。「映像はスピードが命」、「ほかの仕事は後にまわせ」、「映像だけじゃダメ、主題歌ってものが必要」などプロデューサーらしいけど胡散臭いセリフを連発する。
鈴木といえばスタジオジブリの名物プロデューサーとして有名だが、本作のアニメシリーズでも監督を手掛け劇場上映版の総監督を務める押井監督とは古くから親交があり、監督作品の『イノセンス』ではプロデューサーとして、『立喰師列伝』ではゲスト出演、『真・女立喰師列伝』では作品の題字を務めるなど、さまざまな形で関わっている。
今回の出演に伴い鈴木は、「台本を見てはじめて品の無い役だと知った。あきらかにミスキャストだ。次はちゃんとした役でぼくを呼んで欲しい。しかし、あの長台詞はぼくでなきゃ喋れない。そこが見所だ!」と役どころに愚痴を言いつつも、自らの出来に満足している様子だ。
第4章・エピソード6『大怪獣現わる 後編』は8月30日より新宿ピカデリーほか全国順次上映開始。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』長編劇場版は2015年ゴールデンウィークより公開予定。