『ツイン・ピークス』ローラ・パーマーの家が売り出し中!値段は約5600万円

一世を風靡した人気海外ドラマ『ツイン・ピークス』の“ローラ・パーマーの家”が、現在売りに出ているそうだ。『ツイン・ピークス』のファンサイトWelcome to Twin Peaksが、劇中の画像と家の写真を比較しながら紹介している。
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売りに出されているのは、ワシントン州エベレット市内にあり、1930年代に建てられたという一軒家。4ベットルームと1.5バスルーム、地下室もあるという家の売り値は54万9950ドル(約5600万円)。売却広告では、『ツイン・ピークス』の撮影に使われたことには一切触れていない。
この家は『ツイン・ピークス』のパイロット版で外観、映画『ツイン・ピークス ローラー・パーマー最期の7日間』(92)では、パーマー邸の外観と内観として撮影に使われたらしい。ちなみにドラマのシリーズ本編で登場するリンゴの木があるパーマー邸は、ワシントン州モンローにある別の家とのこと。
写真を見ると、外観はほぼ変わらずといった様相で、内観はキッチンがだいぶリフォームされている感じだ。撮影当時は茶系のウッド調の棚やカウンターだったが、現在は白が基調になっている。ほか、リビングルームはもともと白が基調になっていたようで、今も昔も変わっていない様子。暖炉も健在だ。ダイニングルームは当時の花柄の壁紙が消え、落ち着いたワインレッド調の色で壁を塗り替えた模様。天井からは、当時と似たような形状のシャンデリアがぶら下がっている。
バスルームやベッドルームも壁が塗り替えられ、幾分リフォームされてはいるが、ローラの籐のロッキングチェアが、売りに出された家の屋内の写真にも写っているというファンにとっては嬉しいサプライズもあったようだ。