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宝塚雪組新トップスター早霧せいな、少女漫画界重鎮の作品『伯爵令嬢』でお披露目公演

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咲妃みゆ&早霧せいな、『伯爵令嬢‐ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない‐』制作発表会に出席
咲妃みゆ&早霧せいな、『伯爵令嬢‐ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない‐』制作発表会に出席 クランクイン!

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 まもなく東京宝塚劇場にてスタートする公演で、宝塚歌劇団を退団する壮一帆(そうかずほ)を継ぎ、雪組を引っ張っていくことに決まった新トップスターの早霧せいな(さぎりせいな)とトップ娘役の咲妃みゆ(さきひみゆ)が、22日、お披露目公演となる『伯爵令嬢‐ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない‐』の制作発表会を行った。

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 10月11日より日生劇場にて上演される『伯爵令嬢~』は、『王家の紋章』で絶大な支持を得る少女漫画界の重鎮、細川智栄子あんど芙~みん(芙~みんは、細川の実妹)によって79年から84年に連載された愛の物語。舞台化はこれが初となる。19世紀末のフランスを舞台に、公爵家の子息にして新聞王のアランを早霧が、孤児院育ちで海難事故により記憶を失った少女コリンヌを咲妃が演じる。会見には理事長の小林公一氏、脚本・演出の生田大和氏に加え、原作者の細川両氏が出席した。

 「原作ファンの方々の気持ちを絶対に裏切りたくないという気持ちが大きいです。おひとりおひとりの描くアラン像があると思いますが、少しでもそこに近づければ。そしてコリンヌと出会ったことでアランが変化していく過程もきちんと演じていきたいです」と真摯に語った早霧。また、月組から組替えし、トップ娘役に抜擢された咲妃は早霧の印象を「本当に華やかで、稽古場でも情熱を捧げている方。これまで拝見した素晴らしい舞台も、ご自身の素晴らしいお人柄から来るものだと実感しております」と初々しく話し、早霧も穏やかな笑顔で見守っていた。

 演出の生田は「“憧れ”というテーマを掲げながら、パリの風を大事にしていきたい。そして宝塚歌劇団でしかできない華やかなレビューを感じられる作品を創り出したい」と意気込みを語り、早霧と咲妃のコンビに関して「それぞれの魅力を引き出すというより、コンビとして魅力をより深めていければと思います。自分の意思で考えられるふたりなので、とても稽古場が楽しい」と述べた。

 そして関西出身の細川が「宝塚は夢でした。いちファンとして、どんな作品になるのか、ワクワクしております」とエールを送った。

 宝塚歌劇雪組公演ル・ミュージカル・ア・ラ・ベル・エポック『伯爵令嬢‐ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない‐』は東京・日生劇場にて10月11日から31日まで上演予定。

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