クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

伝説のNHKドラマ演出家・佐々木昭一郎、20年ぶりの新作は初の映画作品

映画

佐々木昭一郎、20年ぶりの新作は映画!『ミンヨン 倍音の法則』公開決定
佐々木昭一郎、20年ぶりの新作は映画!『ミンヨン 倍音の法則』公開決定(C)SIGLO/SASAKIFILMS

 NHK制作の傑作テレビドラマ『四季・ユートピアノ』『川の流れはバイオリンの音』などで知られる伝説の映像作家・佐々木昭一郎。20年ぶりの最新作が、自身初の映画作品『ミンヨン 倍音の法則』であることがわかった。

【関連】佐々木昭一郎、20年ぶりの新作『ミンヨン 倍音の法則』フォトギャラリー

 元NHKのドラマ演出家としてイタリア賞や芸術祭大賞など内外の数多くの賞に輝いた伝説の映像作家・佐々木昭一郎。『四季・ユートピアノ』『川の流れはバイオリンの音』など、類まれな詩的感性、斬新でみずみずしい映像で創作された数々のドラマは、今も上映会があれば常に満席、多くの人を魅了し、後進の作家にも強い影響を与えて続けている。

 そして今回、NHK退職後、人々の前から完全に姿を消していた佐々木が、20年の沈黙を破り、しかも初の劇映画作品となる最新作『ミンヨン 倍音の法則』を発表。2010年秋より撮影がスタートした本作は、翌年、東日本大震災などの影響によって一時中断を余儀なくされる中、製作は断続的に進められ、足かけ5年の歳月をかけて、佐々木の既成にとらわれない自由な精神が、今年ついに成就した。

 主人公はモーツァルトを愛するソウルの大学生ミンヨン。一枚の古い写真に心をとらわれている。亡き祖母の親友、佐々木すえ子の家族写真だ。すえ子への思いが募るミンヨンは、妹ユンヨンを追うように日本へ。そこでミンヨンは母に捨てられた少年、追われる青年ジャーナリスト、風鈴職人、笛職人という人たちと巡り会い、物語は進んでゆく。さらに彼女は時代を超えて戦争中のすえ子の人生を生きる。戦時の統制下、すえ子一家は人間らしく生きようとして様々な苦戦を経験していたのだ…。

 現代の不安や音楽の歓びを描いた映画『ミンヨン 倍音の法則』は10月11日より岩波ホールにて公開。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る