5代目ボンドのピアース・ブロスナン、N64ゲーム「ゴールデンアイ」プレイが話題

1995年から2002年の映画「007」シリーズで5代目ジェームズ・ボンドを演じた俳優ピアース・ブロスナンが、自身の初のボンド作『007/ゴールデンアイ』(95)をゲーム化した名作『ゴールデンアイ 007』をテレビ番組でプレイし、話題になった。
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アメリカの人気トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon(原題)』に出演したピアース。1997年に発売されたNINTENDO64向けファースト・パーソン・シューティングゲーム『ゴールデンアイ 007』のゲームの大ファンだったことを司会者のジミー・ファロンに告げられ、対戦をせがまれると快く応じた。
対戦前にゲームの人気を知っていると話したピアース。「僕はてんでダメだった。1度プレイしたことがあるが、自分の足を撃ってしまってね…」と告白し、スタジオに設置された巨大スクリーンの前でコントローラーを手にすると、使い方を復習していざ対戦へ。
テンションの上がっているファロンが嬉しそうに「幸運を、ミスターボンド!」とピアースにエールを送り、ゲームがスタート。しかし、開始早々「DD44 DOSTOVEI」の拳銃を獲得したファロンに遅れを取ってしまうボンド(ピアース)だった。“空手チョップ”を披露しながら、「ボディーアーマー(防弾チョッキ)」を手にするが銃を獲得できず、「RC-P90」も入手し、銃を構えるファロンに出くわしてしまう。
対面し、「こんにちは、ミスターボンド!」「ミスター・ファロン!」と、興奮する二人に、スタジオの観客からは笑いが起こり、ボンドが大胆不敵にファロンの目の前から走り去るとゲームは佳境に。ファロンが発砲する中、軽快な足取り(!?)で弾を避けるボンドだったが、銃がないまま「銃弾」を獲得して間もなく、撃たれて床に倒れ伏しゲームオーバー。対戦時間35秒で敗北を喫した。
ピアースが「僕のことが好きだと思ったのに」とファロンに言うと、ファロンは「大好きだよ!」と返し、がっちりハグし合う二人。映画のようにクールに敵を倒すボンドとはいかなかったが、夢の対戦に観客やファンは大喜びだったようだ。