80年代の異色ヒーロー・コメディドラマ『アメリカン・ヒーロー』がリブート

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80年代にヒットした異色スーパーヒーロー・コメディドラマ『アメリカン・ヒーロー』が、米FOXでリブート・ドラマ化されるそうだ。
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日本では1982年当時、日本テレビ系列で『UFO時代のときめき飛行/アメリカン・ヒーロー』の邦題で放送。UFOに遭遇しスーパースーツを与えられた高校教師ラルフ・ヒンクリーが、教師を続けながら悪と戦うスーパーヒーローの道を歩むことになるというストーリー。ラルフがスーツの取扱説明書をなくしてしまうため、スーツ着用時のスーパーパワーをうまく使いこなせないというコメディタッチな要素があり、ちょっと頼りないスーパーヒーローが人気を集めた。
The Wrapによると、リブート企画は映画『21ジャンプストリート』(13・未)の監督コンビ=フィル・ロードとクリストファー・ミラーが進めており、2人は製作総指揮を務めるそうだ。米FOXはパイロット版の放送を前提にしているといい、映画『リベンジ・マッチ』のロドニー・ロスマンがパイロット版の脚本を担当するとのこと。
新解釈を加えるというリブート版では、都心部の高校教師アイザックが主人公になるそうだ。オリジナル版と同じように、スーツを手に入れたアイザックは早々に取扱説明書をなくしてしまい、試行錯誤しながらスーパーマン稼業を営むという。しかし、連絡係となる政府側の人間にはアイザックとは異なる思惑があり、アイザックは他者を助けるためにスーツを使うか、私欲のためにスーツを使うかでジレンマに陥るらしい。
オリジナル版では、中央に漢字の“中”の字に似たマークの付いた赤いスーツがどこか滑稽でもあり話題でもあったが、新ヒーローのアイザックが身に着けるスーツはどのような現代風アレンジが利くのか。キャストなどの詳細も含め、続報に期待したい。