長澤まさみ&金城武出演、ジョン・ウー監督作『太平輪』 12月に中国で公開予定

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アジア映画界を牽引する巨匠ジョン・ウー監督の最新作『太平輪(原題)/The Crossing(英題)』。中国での公開予定日が12月2日(現地時間)に決まった。本作は二部作となるが、パート2の公開日に関しては2015年に発表される見通しになる。
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『太平輪(原題)/The Crossing(英題)』は、1949年に実際に起きた海難事故「太平輪沈没事故」を題材に、中国から台湾に向かう豪華客船「太平輪」に乗船した3組のカップルが辿った運命を描く。
ウー監督は2008年、『グリーン・デスティニー』(00)の脚本を務めたワン・ホエリンから「太平輪沈没事故」の悲話を聞き、本作のアイデアを得たそうだが、2012年にガンを患っていることが分かり、撮影が延期になった。
「アメリカで治療を受けている間、あるひどい作品を観て、“あんなふうには死にたくない。完璧だと思える映画を作らずに死ぬことはできない”と思った」と、本作に格別な思いがあることを明かした。
『太平輪(原題)/The Crossing(英題)』には、『グランド・マスター』(13)のチャン・ツィイーやソン・ヘギョ、『イップ・マン 葉門』(11)のホァン・シャオミン、『レッドクリフ』シリーズのトン・ダーウェイ、日本からは長澤まさみや黒木瞳など、日中韓の豪華俳優陣が集結。長澤は金城演じる男性の恋人役を演じていることが分かっている。