デヴィッド・フィンチャー、『L.A.コンフィデンシャル』原作者とドラマでタッグか

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映画『セブン』や『ソーシャル・エットワーク』の監督デヴィッド・フィンチャーが、映画『L.A.コンフィデンシャル』の原作者ジェームズ・エルロイと犯罪ドラマを製作する企画があるそうだ。
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以前からノワール作品を手掛けることに強い興味を持っていたというフィンチャー。エルロイ原作の映画『ブラック・ダリア』の監督として名前が挙がったこともあったが実現せず、本作の監督はブライアン・デ・パルマが務めた。
Indiewireが関係者から聞いた話によると、フィンチャーとエルロイが、フィルム・ノワールを彷彿とさせる1950年代のロサンゼルスを舞台にした犯罪ドラマの企画を米HBO局に持ち込んだという。契約には結びついておらず、現在も協議が行われているとのことだ。エルロイの既存の作品がベースなのか、ドラマのために書き下ろすかなど、詳細は不明。
フィンチャーは映像ストリーミング配信会社Netflixのオリジナル・ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を手掛けエミー賞を獲得するなど、最近は映画以外の作品にも力を入れている。今年2月にはHBO局で、イギリスの人気スリラー・ドラマ『Utopia(原題)』のリメイクを手掛けると伝えられたが、こちらはすでにシリーズ化が決まっているという。