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ミュージカルの傑作『オペラ座の怪人』、現代版ドラマ化企画が進行中

海外ドラマ

『オペラ座の怪人』を現代風にアレンジした新ドラマが製作へ(※映画「オペラ座の怪人」(05)の場面写真より)
『オペラ座の怪人』を現代風にアレンジした新ドラマが製作へ(※映画「オペラ座の怪人」(05)の場面写真より)(C)AFLO

 オペラ座に潜む、仮面をつけた謎の怪人「ファントム」の悲しい愛を描いた『オペラ座の怪人』のドラマ化が、人気海外ドラマ『デスパレートな妻たち』のクリエイター=マーク・チェリーの手により米ABC局で進められているそうだ。

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 『オペラ座の怪人』は、フランスの作家ガストン・ルルーが1909年に発表した小説を原作に、数回にわたり映画化され、イギリスの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛けた舞台版も有名だが、Variety によると、ドラマ化ではルルーの原作から着想を得つつ、現代の音楽界に舞台を移すという。なお、ドラマはミュージカル要素を含むとのことだ。

 製作総指揮はチェリーのほか、彼と共同製作会社チェリー・ウィンド・プロダクションズを担うサブリナ・ウィンドが務める。また、ブロードウェイを中心に活躍し、作詞作曲を手掛けるアラン・ザカリーとマイケル・ウェイナーが、脚本兼製作総指揮で参加するそうだ。キャストについては今後の続報が待たれる。

 『オペラ座の怪人』に現代のアレンジを加えた作品には過去に、ブライアン・デ・パルマ監督の映画『ファントム・オブ・パラダイス』(75)がある。本作はレコード会社の社長スワンの裏切りに遭い、自分の曲を盗作された上に無実の罪で投獄されたロック作曲家の主人公がスワンを追い詰める復讐劇となっている。

 ABC局では現在、現代のカントリー・ミュージック界を舞台にしたミュージカル・メロドラマ『Nashville(原題)』が放送中だが、新『オペラ座の怪人』ではどのようなストーリーが繰り広げられるのか。この先、楽しみなドラマの1本になりそうだ。

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