人気ゲーム『アンチャーテッド』実写版の脚本家決定、主演はまだ決まらず

関連 :
製作が進められているプレイステーションの人気アクションゲーム『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』のハリウッド実写版『Uncharted(原題)』。映画『ゼロ・ダーク・サーティ』(12)のマーク・ボールが脚本を担当すると、The Hollywood Reporterが伝えた。
【関連】『ストII』『マリオ』『FF』…人気ゲームが映画化<フォト特集>
本作の脚本を担当するボールは『ハートロッカー』(10)でアカデミー賞脚本賞を受賞、『ゼロ・ダーク・サーティ』や『告発のとき』(08)なども手掛けた注目の脚本家。ゲームのファンだということで、もとのゲームのストーリーや醍醐味を理解した上での作品作りが期待できそうだ。
ボールのほかには、映画『コナン・ザ・バーバリアン』(12)のトーマス・ディーン・ドネリーや、映画『ナショナル・トレジャー』シリーズのコーマック&マリアンヌ・ウィバーリーなどが、初期の脚本に携わっている。
『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』は、トレジャーハンターのネイサン・ドレイク(通称ネイト)が伝説の黄金の都エル・ドラドを探す冒険を描くが、ネイト役を含めてキャストは決まっていないようだ。2011年当初に映画化が持ち上がった時は、『アメリカン・ハッスル』(14)のデヴィッド・O・ラッセルが監督を務め、マーク・ウォールバーグが主演を務めるという話だったが実現しなかった。
現在は映画『モンスター上司』(11)のセス・ゴードンが監督に決まっている。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)の俳優クリス・プラットにネイト役がオファーされたが、クリスは断ったとThe Hollywood Reporterは伝えた。『Uncharted(原題)』は2016年6月10日に全米公開予定。