「GQ」誌、不名誉リスト「最も影響力のない人物」発表 ボノやジョニデが選出

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2014年も11月末となり年の瀬が迫ってきたが、男性誌「GQ」アメリカ版が恒例の2014年「最も影響力のない人物」を発表し、先日、自転車事故に遭った「U2」のボノやプレゼンターとして出演したアワードで泥酔を疑われたジョニー・デップなどが選出された。
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「最も影響力がない」というこの不名誉リスト。本人が気にする、しないは別として、「できれば名前を挙げてほしくない」リストだが、バラク・オバマ米大統領を含む政界の要人やスポーツ選手、芸能人など30人がリストアップされた。
オンライン・バージョンには「順不同」と、きちんと注意書きがあるが、ナンバリングされていて紛らわしいそのトップに登場したのは、「U2」とボノ。新アルバム『ソングス・オブ・イノセンス』のマーケティングでApple社と提携し、同アルバムをiTunesユーザーに無料配信したが、端末の設定によって自動ダウンロードされてしまい、ユーザーから苦情が殺到する事態を招いたというのが選出理由になっている。
一方、ジョニーについては、ロックスターのような海賊や映画『ラスベガスをやっつけろ』で演じたエキセントリックなジャーナリストなどではなく、「普通の人間を演じられるのか?」というのが論点になっている。
エンターテインメント系を中心に紹介すると、次は俳優のザック・ブラフ。クラウドファンディング・サイトkickstarterで資金を集め映画を製作したが、内容もイマイチで公開されてもヒットしなかったというのが理由のようだ。また歌手のロビン・シックは、『ブラード・ラインズ』の大ヒットを放った後、女優の妻ポーラ・パットンに愛想を尽かされ離婚となったが、彼女に捧げた新曲を収録した新アルバムをリリースしても、最初の週にイギリスで530枚しか売れなかったことが取り沙汰された。
ほか、ウディ・アレン監督や俳優シャイア・ラブーフが選ばれているが、今年は女優や女性歌手の名前は挙がらなかった。