40年間放置された初代「バットモービル」、オークション出展へ…開始価格は1000万!

2008年に原野に放置されているのが発見された「バットモービル」が、このたび修復が完了しオークションへ出展されることが分かった。1960年にバットマンのファンであるデザイナーが製作し1963年に発表されたこのロースターは、DCコミックのライセンスを得た初の公式「バットモービル」と言われている。
【関連】どんな高級車よりもかっこいい!?オークション出展される「バットマンモービル」フォトギャラリー
「バットモービル」はこれまで、シリーズに応じて姿を変えてきたが、このロースターは1930年代のコミックに登場したものを再現。しかし、その後に登場した違う「バットモービル」に注目が集まり、この車の所有者が200ドルで売却したのち、1966年から行方が分からなくなっていたという。
そして40年近く経過した2008年、アメリカ・ニューハンプシャー州の原野で発見された。数十年も屋外に放置されていたため傷みが激しく、塗装もすべて剥げてしまっていたが完全に修復された。長さ5m、幅2mの黒く美しく光るボディーと、クラシックなデザインが高級感を醸し出している。入札開始価格は9万ドル(約1000万円)ということだ。