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最新作『TENET テネット』への期待高まる! 好きなクリストファー・ノーラン作品【アンケート結果】

映画

映画『TENET テネット』場面写真
映画『TENET テネット』場面写真(C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

 9月18日に最新作『TENET テネット』の公開が控えるクリストファー・ノーラン監督。2020年は、長編監督デビュー作『メメント』公開から20年、そして『インセプション』公開から10年となる記念イヤー。クランクイン!では先月30日のノーラン監督の誕生日を記念して、好きな作品アンケートを実施した。(「クランクイン!」公式ツイッター調べ。7月30日~31日実施。ノーラン監督の4作品にアンケート投票。投票総数1502票。)

【写真】謎多き最新作『TENET テネット』フォトギャラリー

◆第1位『ダークナイト』(2008)得票率37%

(C)2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. BATMAN and all related characters and elements are trademarks of and (C) DC Comics.
 堂々の1位は、バットマンの宿敵<悪のカリスマ>ジョーカーを演じたヒース・レジャーの映画史に残る名演、登場キャラクターのダークな心理描写まで描きこまれたプロットなど、従来のアメコミヒーローものの枠組みを超えた作品であり、ゼロ年代映画の金字塔となった『ダークナイト』。2位に約9%の差で圧倒的人気を見せた。

 ノーランは、今や大作ではおなじみとなったIMAX(R)カメラを初めて長編大作映画で使用。当時世界でたった4台しかなかったカメラの貴重な1台で撮影されたジョーカーとSWATの追跡シーンでは、リアリティを追求するあまりIMAX(R)カメラを破壊した逸話はファンの中でも有名だ。

◆第2位『インセプション』(2010)得票率28.2%

(C)2010 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures. All rights reserved.
 『ダークナイト』でさらなる成功を収めたノーランが、レオナルド・ディカプリオや渡辺謙といった国際色豊かなキャストを揃えて挑んだのは、<夢>の中の世界を驚愕の手法で映像化すること。人が夢を見ている間に潜在意識の奥深くに入り込み、アイデアを相手の心に“植え付ける”ミッション「インセプション」に挑む物語の舞台は、パリの道が突然折り曲がり、ロサンゼルスの市街の真ん中を列車が走り抜けるどんなことでも起こりうる夢の世界だ。

 観客の度肝を抜く映像表現の数々に圧倒されるが、雪山、水中、無重力など様々なシチュエーションでも、できる限りリアルな撮影を試みている。なかでも実際に回転するセットを組んで撮影されたジョセフ・ゴードン=レビット演じるアーサーが、物理法則が崩れたホテルの廊下で繰り広げる敵との無重力の戦いは本作きっての名シーンだ。

◆第3位『インターステラー』(2014)得票率21.4%

(C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
 第3位は、世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描いた『インターステラー』。製作総指揮に世界有数の物理学者キップ・ソーンが名を連ね、最新科学の情報が詰め込まれている。

 なかでも視覚効果チームとキップ・ソーンの連携により、科学的考証に基づいてワームホールが描かれたことは物理学的にも画期的な視覚シミュレーションとなった。宇宙という壮大な舞台で描かれる本作だが、描かれているのは「必ず家に帰る」と約束した父親のクーパー(マシュー・マコノヒー)とその子どもたちの感動的なドラマである。

◆第4位『ダンケルク』(2017)得票率13.4%

(C)2017 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
 ノーランが初の実話の映画化に挑戦した『ダンケルク』で描かれるのは、相手を打ち負かす「戦い」ではなく、生き残りをかけた「撤退」。1940年、第二次世界大戦の真っ只中、ドーバー海峡に面したフランスの港町ダンケルクでヒトラー率いるドイツ軍により、追い詰められていたイギリスとフランスの連合軍兵士40万人を救うべくあらゆる手段を動員した“史上最大の作戦”を描いた本作。

 陸海空それぞれ異なる時間軸の出来事が、ひとつの物語として同時進行し、3視点が目くるめくスピードで切り替わるIMAX(R)カメラで撮影した臨場感ある映像は、まるでその場にいるような没入感を演出し、一瞬先が読めない緊張状態が続く究極の映画体験を描いた。

 7月31日より、IMAX(R)/4D/Dolby Cinemaバージョンでリバイバル上映され、週末全国映画動員ランキングで10位にランクインした。

◆最新作『TENET テネット』(2020)9月18日公開

(C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
 「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」――主人公(ジョン・デイビット・ワシントン)に課せられたミッションは、人類がずっと信じ続けてきた現在から未来に進む<時間のルール>から脱出すること。ミッションのキーワードは<TENET(テネット)>。突然、国家を揺るがす巨大な任務に巻き込まれた名もなき男とその相棒(ロバート・パティンソン)は、時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、未来で起こる第三次世界大戦を止めることが出来るのか?

 世界7ヵ国を舞台にIMAX(R)カメラで撮影、時間が逆行するゲーム性をリアルに描き、驚異のスケールで放つ極限のタイムサスペンス超大作は、まさにこれまで数々の名作を生み出してきたノーランの集大成にして最高傑作になると高い期待を寄せられている。常に観客の常識を一瞬で吹き飛ばし、未知なる劇場体験を与えてきたクリストファー・ノーラン監督、次は一体何を見せてくれるのか。

 IMAX(R)カメラを用いた劇場体験へのこだわり、徹底したリアリティの追求、そして観客を引き込むドラマチックな脚本。常に観客に最高のエンターテインメントを届けるべく、限界を破り続ける姿勢は世界中から称賛され、多くの映画ファンを魅了してやまない。そんなノーラン監督が新たに生む、これまでを超える未知なる劇場体験に期待したい。

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