“産まれた我が子、何かがおかしい。” 戦慄の北欧チャイルド・スリラー『ナイトボーン -夜哭-』公開決定
『ハッチング―孵化―』のハンナ・ベルイホルム監督最新作『NIGHTBORN(英題)』が、邦題を『ナイトボーン -夜哭-』として、8月28日より公開されることが決定。ポスタービジュアル、特報が解禁された。
【動画】不穏すぎる『ナイトボーン -夜哭-』特報映像
本作は、フィンランドの異才が放つ、戦慄の北欧チャイルド・スリラー。
子どもを望む新婚夫婦サーガとジョンは、理想の子育てを夢見て、サーガの故郷であるフィンランドの森深い田舎町へと移り住む。北欧神話の気配が今なお息づく、神秘的な森に抱かれながら結ばれた2人は、やがて待望の子どもを授かる。愛する夫と我が子との幸せな暮らし。サーガは、その未来を信じて疑わなかった。あの産声を聞くまでは――。
「この子は、“何かがおかしい”」。生まれた我が子に拭いきれない違和感を覚えるサーガ。不安は次第に恐怖へと姿を変え、やがて狂気へと暴走していく。そしてサーガは、恐るべき真実へとたどり着き…。
監督は、『ハッチング-孵化-』で、美しくもおぞましい世界観と独創的なストーリーテリングが世界的注目を集めたハンナ・ベルイホルム。本作で再び静謐な自然と神秘性を背景に、理想の家族という幸福の内側に潜む恐怖と、人間の深層心理をえぐり出す。
第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映された際、観客・批評家に鮮烈な衝撃を与え、「何一つとして型にはまらない予測不能な展開」、「『ローズマリーの赤ちゃん』の再来」などと評された。
母親サーガを鬼気迫る怪演で体現したのは、『コンパートメントNo.6』のセイディ・ハーラ。その夫ジョンを、『ハリー・ポッター』シリーズのルパート・グリントが演じる。
ポスタービジュアルは、「私は“なに”を産んでしまったのか」というキャッチコピーと共に、母親サーガが、恐怖の果てに狂気へと飲み込まれていく瞬間を捉えたもの。北欧らしい花柄の壁紙に彩られた愛らしい子ども部屋と、絶叫するサーガの異様な表情とのコントラストが、より一層不穏な違和感を際立たせる。さらに中央には、真っ赤な乳母車を配置。祝福される存在の象徴であるはずのそれが、得体の知れない恐怖を予感させる。
特報映像は、新婚夫婦のサーガとジョンが、まだ見ぬ我が子との幸せな暮らしを夢見て、自然豊かなフィンランドの田舎町へ移り住む姿から始まる。やがて待望の子どもを授かり、幸せの絶頂を迎える2人。しかし、その歓喜の瞬間は突如恐怖へと変わる。我が子を抱いたサーガは、怯えた表情で「この子、普通じゃないかも」とつぶやく。
その言葉を境に、不可解な怪異に見舞われるサーガ。そして恐怖は次第に狂気へと姿を変え、彼女を追い詰めていく。深い森に囲まれた古い屋敷。蝕まれていく母親の精神。そして最後まで闇夜に隠れて明かされない赤ん坊の姿。母親は、一体何を産んでしまったのか。最後は「その産声は、祝福ではなく“災い”。」というキーフレーズに続き、「こんにちは、ママのかわいい子」と呼びかけるサーガの声で締めくくられる。
映画『ナイトボーン -夜哭-』は、8月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。

