加瀬亮「最高です!」主演映画『自由が丘で』ナント三大陸映画祭グランプリに

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俳優の加瀬亮が主演した韓国映画『自由が丘で』が、フランス・ナントで開かれた第36回ナント三大陸映画祭にて、最高賞である「金の気球賞」を受賞した。本作は『ヘウォンの恋愛日記』『ソニはご機嫌ななめ』などで、ヨーロッパでも人気の高いホン・サンス監督の新作で、加瀬は恋心を抱く韓国人女性を追ってソウルを訪れる日本人男性を演じている。
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カンヌやヴェネチアといった国際映画祭に出品され、注目を集めていた本作だが、ここへ来ての高評価に加瀬は「最高です!本当に嬉しいです」と喜びを明かす。「フランスでは前から大人気のホン・サンス監督ですが、この機会に日本でもぜひ、多くの方に知ってもらいたいです」と期待を寄せ、「監督の作品は、観客一人一人の中にある豊かさをきっと拡げてくれることと思います」とホン監督作品の魅力を語っている。
ナント三大陸映画祭は1979年から開催されており、日本映画ではこれまでに、是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』(99)や、富田克也監督の『サウダーヂ』(11)、2013年には深田晃司監督、二階堂ふみ主演『ほとりの朔子』が「金の気球賞」に輝いている。