『ワンピース』歌舞伎化決定! 市川猿之助主演「スーパー歌舞伎II」2015年秋上演

人気漫画『ONE PIECE』が、「スーパー歌舞伎II(セカンド)」として歌舞伎化されることが決定した。集英社と松竹の共同で、2015年10月、11月に四代目市川猿之助を主演に迎えて上演する。原作者の尾田栄一郎氏は、市川猿之助について「この人に任せておけば安心だと思わせてくれる人物」とコメントし、大きな信頼を寄せている。
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幕張メッセにて開催されている「ジャンプフェスタ 2015」で発表された『ONE PIECE』の歌舞伎化。四代目・市川猿之助を主演に「スーパー歌舞伎II(セカンド)」として、『ONE PIECE』の世界観を演出する。
作者・尾田氏は歌舞伎化について「去年あたりから動き始めている話なんですが、やっとみなさんにお知らせできます!」と公にできる日を待ち望んでいたようだ。「この企画が始まって、初めて歌舞伎を観にいきましたが、美しい! 日本人の美というものがつまったこんなに美しい舞台を、僕は見た事ありません」と“歌舞伎”の魅力を熱く語る。
主演の市川猿之助についても「お会いしましたがまさに天才でした。プロデュース能力もハンパじゃありません。この人に任せておけば安心だと思わせてくれる人物でした」と太鼓判を押した。
今回、世界的に絶大な人気を誇る『ONE PIECE』の歌舞伎作品で主演を務める市川は「大きな仕事を任せていただくことになりました。日本中、いや世界中の数え切れないほどのファンに支持されているこの作品を歌舞伎にしようというのは、難しいけれどやりがいのある挑戦」と意気込みを見せて、「世代を問わずに楽しめる作品にしたいと思っています」とアピールした。
そのほか詳細の発表は2015年春を予定しており、「週刊少年ジャンプ」本誌、または作品ポータルサイト「ONE PIECE.com」などでも、随時最新情報を発信するという。