マドンナ、マンデラやキング牧師などの加工写真でバッシングされ弁明

ニューアルバム『Rebel Heart(原題)』を3月に全米リリース予定の米音楽界の女王マドンナ。革の紐のようなもので顔を縛られたアルバムのジャケット写真が印象的だが、そのジャケット写真を模倣した、ネルソン・マンデラ元南ア大統領やマーティン・ルーサー・キング牧師などの加工写真をソーシャルメディアに公開し、批判を浴びて弁明を余儀なくされた。
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マドンナは自身のインスタグラムやツイッターなどにファンから寄せられたジャケットを真似た写真を掲載。「ファンのクリエイティビティに惚れ惚れする。サポートに感謝するわ!」と喜びを示したが、キリスト像の写真やキング牧師、マンデラ氏などの写真を同じように加工した写真を掲載し始めると、「愚かにも程がある」「成長しろマドンナ」「ビッチ、一体何考えてる?」などのコメントが相次いだと、Us Weeklyなどは伝えている。
マドンナが問題にされた写真に付けたコメントは、「夢」や「自由」のために戦った「Rebelたち」といった内容で差別的な表現は見受けられないが、批判を受けてフェイスブックに弁明文を掲載したマドンナ。「ごめんなさい。私は自分を誰かと比較しているのではないのよ。彼らの反逆心(Rebel Hearts)を称賛し、感謝の念を示しているの。これは犯罪でもなければ侮辱でもない。人種差別でもないわ」と綴った。
加工写真はほかにもマイケル・ジャクソンやマリリン・モンローなどがあると告げた上で、「私は彼らと同じと言っている?違うわ。彼らにも反逆心があると言っているのよ。それに私がやったんじゃない。私のファンが(加工写真を)作ったの。私はそうした写真を再掲載しただけ。私のファンも人種差別者ではない。彼らがこうした偉人たちと同じカテゴリーに私を置いてくれたなら、お礼を言う。とても光栄だし、いつか自分が彼らの偉業の100分の1でも達成できることを願うわ」と締めくくっている。
マドンナは加工写真を掲載する前に、反マドンナ派から怒りを買うことを予想していたようで「辛抱して」とメッセージを送っており、1月5日現在、弁明文発表後もツイッターやインスタグラム、フェイスブックに写真をそのまま残している。