『第9地区』監督、『エイリアン』謎のコンセプトアート公開! 独自で続編を模索?

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映画『第9地区』(10)や『エリジウム』(13)を手掛けたニール・ブロムカンプ監督が、人気SFシリーズ『エイリアン』の最新作に使えそうな一連のコンセプトアートを自身のインスタグラムに公開して話題になっている。
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ブロムカンプ監督は年明け早々、まず同シリーズに登場する地球外生命体ゼノモーフ(xenomorph)のコンセプトアートを披露し、「これに取り組んでいた。もうやらないと思うけど。気に入っているけどね」と意味深なコメント。その後、腰に爆弾のような装置を巻き付けたリプリー(シガニー・ウィーバー)と『エイリアン2』のヒックス(マイケル・ビーン)、エイリアン・ウォーリアーのようなコスチュームをまとったリプリーや新種のエイリアンなど、完成度の高いコンセプトアートを合計10点公開した。
ブロムカンプ監督はどういう経緯でコンセプトアートに取り組んでいたのか説明していないが、Entertainment Weeklyによると、20th Century Foxと監督の間に『エイリアン』関係の映画製作に関して何の取り決めもなく、ブロムカンプ監督が独自に進めていたものと、FOXの代理人が確認したという。
最後にエイリアンの“歯”や“卵”のコンセプトアートを公開したブロムカンプ監督。「ダグ・ウィリアムズによる。また再開しようかな…、この世界が大好きだし」とコメントし、『エイリアン』構想が続く可能性を示唆した。同シリーズを手掛けてきた20th Century Foxでは『プロメテウス』続編の製作は進んでいるものの、『エイリアン』第5弾の製作予定はない。これを機に風向きが変わるのか、新たな動きが見られることに期待したい。