松田龍平、人生初の“モヒカン”に 沖田修一監督最新作で“頑固おやじ”柄本明と初共演

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松田龍平が人生初の“モヒカンヘア”に挑戦し、国内外で高い評価を受ける沖田修一監督のオリジナル映画『モヒカン故郷に帰る』で主演を務めることが決定した。松田はプロのミュージシャンを目指し上京するも、恋人の妊娠を報告するため故郷・広島に帰ってきた永吉を演じ、昔堅気の頑固おやじ・治役の柄本明と初共演を果たす。
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舞台は広島の瀬戸内海に佇む四島。売れないバンドマン・永吉は恋人の妊娠をきっかけに、報告がてら数年ぶりに故郷へ帰ることに。頑固おやじ・治は息子の帰省に悪態をつきながらも、孫の誕生が嬉しくてたまらず大宴会を開くが、その途中で倒れてしまう。病院での検査の結果、癌だと発覚し、治の余命を宣告された永吉。残された日々、おやじを喜ばせようと永吉の奮闘が始まる…。
松田は「沖田さんの脚本は人との距離感がとても綿密に描かれていて、今から撮影に入ることを楽しみにしています」と期待を寄せる。「久しぶりに会うおやじはどこか小さく見えた。父と息子、から男と男になる主人公・永吉を魅力的に演じられたらと思っています」と意気込みを語る。
柄本も「沖田監督の作品は何本か観ていて、今回ご一緒するのが初めてなので、これからの撮影がとても楽しみです」とコメント。さらに「松田龍平さんとの共演も初めてですが、みなさんで良い作品を作っていければと思います」と松田との初共演も楽しみにしている様子。
本作について、沖田監督は「誰にでもあって、いつかはやってくるお話だと思います。現実は、とてもシビアなので、せめて映画の中だけでも、バカバカしいほどコメディにしたいと思いました」と明かす。「松田さん、柄本さんという魅力的なキャストと共に、楽しい映画を作れたらと思っています」と、心意気を示した。
『モヒカン故郷に帰る』は2016年春全国公開。