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性行為で乗り移る恐怖の呪い、異色ホラー拡大公開で全米スマッシュヒット

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異色ホラー『It Follows(原題)』が口コミでスマッシュヒット
異色ホラー『It Follows(原題)』が口コミでスマッシュヒット(C) AFLO

 低予算のインディーズ系異色ホラー『It Follows(原題)』が、米ボックスオフィスに驚きの揺さぶりをかける快進撃を続けているという。口コミで広まり、4館の限定公開から拡大公開になると、その週末に400万ドル(約4億8000万円)を叩き出したそうだ。

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 気鋭監督デヴィッド・ロバート・ミッチェルの長編2作目となる『It follows(原題)』。3月13日(現地時間)に4館のみで限定公開され、その週末のボックスオフィスでは興収約16万ドル(約1900万円)で初登場30位と健闘。1館当たりの興行収入は平均4万22ドル(約480万円)となり、同じ週に3845館で公開され週末興収1位に輝いた『シンデレラ』(15)の1館当たりの平均1万7653円(約212万円)をゆうに上回っていた。

 その気になるストーリーは、性行為によって乗り移る呪いの恐怖を描くというもの。ある夜、デートした男性と性行為を持った女性ジェイが、目覚めると手足を縛られ、その男性に告げられる。「僕の言うことを信じられないかもしれないが、覚えておいてくれ。これから“あるもの”が君を付きまとうだろう。僕も他の人に移され、今、君に引き渡した」。以来、霊を見るようになり、得体のしれない何かに付きまとわれるようになったジェイが下した決断とは…。

 主演は映画『ザ・ゲスト』(14)のヒロイン役で脚光を浴びたマイカ・モンロー、共演は『ワールド・シャットダウン』(未・13)のキーア・ギルクリスト、『パニック・スカイ』(未・11)のジェイク・ウィアリーなど。

 映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家たちのレビューを集計したトマトメーターで95%という高評価を得ている『It Follows(原題)』。本作の北米の配給元であるラディアス―TWCの代表トム・クインは、「今年、最高のレビューを得た作品であるというだけでなく、この10年に出てきたホラー映画の中でも最高傑作の1つ」と自信を見せている。

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