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義足でボストンマラソン完走、テロで片足を失った女性「人生を取り戻した」

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今年のボストンマラソンを完走したレベッカ・グレゴリー
今年のボストンマラソンを完走したレベッカ・グレゴリー※「レベッカ・グレゴリー」インスタグラムのスクリーンショット

 全米を震撼させたボストンマラソン爆弾テロで片足を失った女性が、今年のボストンマラソンを義足で完走した。現在27歳のレベッカ・グレゴリーはテロで負傷し、18回もの手術を経て片足を切断。同じテロで負傷したトレーナーと手を取り合い、ゴールした彼女は地面に頭を伏せ、2年前に爆弾の被害にあった忘れられない地で喜びの涙を流した。

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 同テロ事件は2013年4月15日に発生。3名の死者と282名の負傷者を出した。グレゴリーが今年マラソンに挑戦するちょうど2週間前、同テロの容疑者とされるジョハル・ツァルナエフに有罪の判決が下っている。

 ゴールした後、倒れこむグレゴリーにサポートスタッフが駆け寄り、彼女はトレーナーに支えられながら熱い応援を送った観客達のそばを、涙を拭きながら歩き挨拶をした。

 彼女は先週、テロ事件についてフェイスブック上で思いを打ち明けた。「この2年間を思い出すと、とてつもなく感情的になる。道路で血を流しながら感じていたこと。もう私の子どもの笑顔を見られることはないのかと」「その数分が、私の世界を全て変えてしまった。それまでの全てが粉々に砕けてしまって、ひとつずつ拾わなければいけなかった」。

 またグレゴリーは、被告に対し公開で手紙を送っている。内容には「今、私はこの美しい世界を心から楽しんでいるわ。そして、あなたへの恐れを感じてはいない」「あなたは私にとって取るに足らない人。そして、あなたの負けは明らか」などの思いが語られている。

 彼女はさらにフェイスブックでこう続けている。「長い道のりだった。どうやってここまで立ち直ったかよくわからないし、正直に言えば前を向けない時もあった」「だけど、何があってもひとつだけいつも思っていることがある。私は恵まれている、ということ。誰が何をしても、それだけは変えることはできない」。

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